Todai have Fun(2017年駒場祭)

2017年11月26日(日)、東京大学駒場キャンパスにて行われた「東京大学第68回駒場祭」のグランドフェスティバルステージにTask have Funが登場した。かわいらしくも力強く、しなやかなパフォーマンスで観客達を魅了した。

「Task have Fun」は"人生は課題だらけ、だったらそんなTaskを楽しみながらクリアしちゃおう！をコンセプトにしたアイドルユニット"である。今年の10月1日に新宿BLAZEで開催した単独公演では、チケットをSold outさせるなど、今最も注目されているアイドルユニットと言っても過言ではない。また、Task have Funにとって、今回の駒場祭が初めての学園祭出演となる。駒場祭のステージにはメンバーである熊澤風花さん、白岡今日花さん、里仲菜月さんの3人が出演した。

11月は不安定な天気が続いていたが、この日は青空も見え、野外でライブをするには絶好のコンディションであった。

ライブが始まるとSEに合わせて1人ずつメンバーが颯爽と登場。観客達からは手拍子が巻き起こり、早くも会場が一体となった。

まずは1曲目としてTask have Funの代表曲とも言える「3WD」を披露した。特徴的なポーズから始まるため、そのポーズを見て「3WD」を披露するとわかった観客からは、曲が始まる前から歓声が上がった。Task have Funの代表曲からのスタートということで、観客達のボルテージは一気に高まっていった。

次に2曲目として、恋の曲でアイドルらしい曲である「ギュッと、チュッと」を披露した。メンバーへのコールも会場中に響き渡り、観客達の熱量の高さが伺えた。

続くMCでは自己紹介からスタート。白岡さんは学園祭のことを文化祭と言ってしまったのが中学生っぽいと恥ずかしがっており、大人っぽい見た目だが、まだまだ中身は女子中学生ということがわかる、かわいらしい一面も見られた。

また、里仲さんは駒場キャンパスに来た瞬間に東大を受験することを決意したと報告。里仲さんは4年後に控える東大受験に自信満々の素振りを見せるが、他のメンバーである熊澤さんや白岡さんは絶対に無理と主張。白岡さんは、里仲さんが東大に合格するのは絶対に無理だと思うが、仮にもしも里仲さんが東大に入学した場合は、里仲さんの面倒を見てほしいと4年後には東大を卒業しているであろう観客達にお願いした。

その後、白岡さんは東大は難しい、頭が良いイメージがあると発言。そんな東大にいる人達は難しい課題をたくさんしているはず。そうであれば、その人達にもその難しい課題を楽しんでクリアしてほしいということで、Task have Funの「Taskを楽しみながらクリアする」というコンセプトを曲にした「TASK」を3曲目に披露した。

続く4曲目には最新曲である「幻想セレナーデ」を披露。この曲はメロディからも妖艶な雰囲気を醸し出しており、他の曲でのかわいらしくて元気な印象とは異なる、色っぽく大人らしい印象を与えた。

最後となる5曲目には最新曲「幻想セレナーデ」のカップリング曲である「マーブル色の気持ち」を披露した。Task have Fun初のバラード曲であるこの曲が、秋を感じる少し肌寒い会場に鋭く響き渡った。

曲が終わると今後行われるイベントにも足を運んでもらいたいと、ツイッターやブログの情報が記載されたフライヤーを配布。最後に「wooo...Task帰ります！」としっかりポーズを決めて、ステージを後にした。

Task have Funは、12月10日より東京アイドル劇場ツアーという名の定期公演をスタートさせる。内容は4会場で開催される東京アイドル劇場の内の3会場(J-SQUARE SHINAGAWA/TOKYO FM HALL/品川グランドホール)を巡る東京だけのツアーとなっており、このツアーだけのオリジナルグッズも用意する予定だ。

その他、カラオケでTask have Funの楽曲配信が開始されていたり、新年最初の大型アイドルフェスである「TOKYO IDOL PROJECT × @JAM ニューイヤープレミアムパーティ2018」に出演が決定しているなど、これからのTask have Funからも目が離せない状況だ。

今回、駒場祭アイドルライブにてTask have Funを観て気になった方は、上記のイベントの他、公式サイトなどをチェックして、様々なイベントに実際に足を運んでみてはどうだろうか。彼女たちの輝きが日々増していく様子をどうか見逃さないでほしい。

＜セットリスト＞

M1. 3WD

M2. ギュッと、チュッと

M3. TASK

M4. 幻想セレナーデ

M5. マーブル色の気持ち