Super Tokyo 2016(2016年五月祭)

2016年5月15日(日)、東京大学本郷キャンパスにて行われた「東京大学第89回五月祭」のグランドフェスティバルステージにStereo Tokyoが登場。圧倒的なパフォーマンスで観客を魅了した。

「Stereo Tokyo」はEDM(= Electronic Dance Music)の要素を楽曲に取り入れていることが特徴的なアイドルグループであり、今回が初めての学園祭出演となる。

五月祭のステージには、舞台に出演している三浦菜々子さんを除く、椎名彩花さん、岸森ちはなさん、西園寺未彩さん、河村ゆりなさんの4人が出演した。

この日は青空が広がり日差しが眩しいくらいの絶好のライブ日和で、東大を象徴する安田講堂を背景に設置されたステージの前にはたくさんの人が集まっていた。Stereo Tokyoの出演直前には東大のアイドルコピーダンスユニットである東大娘。'16さんがライブを行っていたこともあり、ライブ前から客席のボルテージは最大限に高まっていた。会場には風船が飛び回り、自撮り棒を持っている人も多く見られ、明らかに普通のアイドルライブ会場の雰囲気とは異なっていた。

メンバーの「Let's party!」という掛け声の後、まずは椎名彩花さんが登場し曲を掛け会場を沸かせた。その後他のメンバーも登場し、1曲目として「PARTY PEOPLE」を披露した。この曲の特徴的な「みんなAhoだね」という歌詞が、日本最難関大学と呼ばれている東京大学の本郷キャンパスに響き渡った瞬間は非常に印象的であった。続いて「Awake」を披露し、多くの観客が曲に合わせて手拍子を行い、会場がさらに一体と化した。3曲目の「Sidechain Love」ではアイドル現場らしい巨大なサークルMIXも生じ、Stereo Tokyoのアイドル現場としての一面も垣間見られた。続いて前回渋谷WOMBで初披露された新曲「Another Dancing」が流れるとイントロから歓声が巻き起こり、ドロップ(= EDMにおけるサビのこと)では激しいモッシュも生じた。5曲目には「Endless Dokidoki Mode」を披露し、ドロップの直前には「パーティーピーポー！」の掛け声が会場中に響き渡った。最後にStereo Tokyoの代表曲である「Anthem」を披露。世界各国の国旗や日本最大級のEDMフェスであるULTRA JAPANの旗などが掲げられ、会場はさながら本物のEDM会場の様相を呈した。

また、MCを一切挟まずに最後に挨拶だけをして会場を去るStereo Tokyoの姿は非常に印象的であった。メンバーがいなくなった後も会場の熱気は収まらず、東大コールが鳴り響いた後、パーティーは盛況のうちに幕を閉じた。

Stereo Tokyoは現在、「オタク代行マラソン」や「最新シングルが1万枚"売れたら"解散」など、様々な企画を行っている。この一連のイベントのファイナルとして、5月29日(日)に麻布十番ELE TOKYOにて過去最大級のパーティーをクリエイトするという。このイベントでは、Stereo Tokyoのパーティにおいては恒例の飲み放題付きチケットの他、ELE TOKYOが誇るプレミアムVIPラウンジRS1とRS2へ入場もできるプレミアムVIPチケットや、プレパーティー、アフターパーティーとして走行するEDMパーティーバス乗車チケットも販売する。プレミアムVIPチケットとEDMパーティーバスチケットは既に売り切れてしまっているが、一般チケットや飲み放題付きチケットはまだまだ販売をしているので、気になった方は是非公式サイトをチェックして足を運んでみて欲しい。今一番楽しいアイドル、Stereo Tokyoの今後の活躍を見逃すな！

＜セットリスト＞

M1. PARTY PEOPLE

M2. Awake

M3. Sidechain Love

M4. Another Dancing

M5. Endless Dokidoki Mode

M6. Anthem