源河 亨(ゲンカ トオル)
1985年、沖縄県生まれ。2016年に慶應義塾大学で博士(哲学)を取得。
2021年より九州大学大学院比較社会文化研究院講師。専門は、心の哲学、美学。
著作に、『知覚と判断の境界線:「知覚の哲学」基本と応用』
『悲しい曲の何が悲しいのか:音楽美学と心の哲学』、
『感情の哲学入門講義』(以上、慶應義塾大学出版会)、
『「美味しい」とは何か:食からひもとく美学入門』(中央公論新社)、
『愛とラブソングの哲学』(光文社)。mail: tohru.genka[a]gmail.com
[a]を@に変えてください。twitter @tohrugenka
2022年に中公新書から出版された『「美味しい」とは何か:食からひもとく美学入門』の一部を抜粋・修正したもの「味は味覚だけでは決まらない」が、三省堂の令和7年度版 中学生向けの教科書『現代の国語2』に収録されることになりました。以下の教科書ダイジェストから当該部分が見本として閲覧できます。
https://tb.sanseido-publ.co.jp/07gkpr/
単著
2023年10月、5冊目の単著『愛とラブソングの哲学』が発売されました。
その他の単著、4冊目は食の美学、3冊目は感情の哲学、2冊目は音楽美学、1冊目は知覚の哲学の本です。
その他の共著や翻訳
専門:心の哲学(知覚、情動/感情)、分析美学、心理学の哲学、認知哲学など
心の哲学の知覚や情動に関する理論を応用して、美的経験や芸術経験の研究をしています。
とくに最近は音楽と情動の研究をしています。
「悲しい音楽」の「悲しい」とはどういう意味なのか?
作者の悲しみを伝えるものなのか
聴くと悲しくなる音楽なのか
悲しい声に似ている音楽なのか
悲しみを想像させるのか
などを扱っています。
また授業では、情動/感情についての
心の哲学、心理学の哲学、認知科学を教えたりしています。