会長挨拶
会長挨拶
昭和39年に創部された東北学院大学サイクリング愛好会(後に部に昇格)は、令和6年で60周年を迎えました。古くから十年一昔という言葉がありますが、めまぐるしく変わる時代や文化の流れの中で、昭和・平成・令和と3つの時代にわたって途切れることなく一つの歴史が紡がれてきたことに深い感慨を覚える方も多いかと思います。
振り返ると、「自転車で旅をする」ことを主題にして始まったサイクリング部の活動の歴史はそのまま、その時その時代の若者達の思いや汗の積み重ねの歴史ともなりました。
サイクリング部での経験や人の縁、旅を通して得られた体験の数々と共に、目的地に着くことだけが旅なのではなく旅そのものにも意味があるという学びは即ち、それぞれの人生を価値あるものにするための学びともなり、その糧をもって沢山のOB・OGの方々が社会で活躍されることにも繋がっております。
行く先の不透明なこの時代、晴れの日だけでなく嵐の日も山も谷もある中を歩み続ける私たちですが、いま歩くこの道も振り返ればあの日のあの道に繋がっていると懐かしく思い出す時が来るのも、旅であり人生であるとも言えるでしょう。
いつか懐かしく思い出した時にいつでも帰ることができる場所としてばかりでなく、いつでも新しい一歩を踏み出す力を得られる場所として、サイクリング部OB会を今も沢山のOBが力を合わせて守っています。
OB相互の親睦と現役の活動支援を柱として、サイクリング部OB会は日々活動を続けています。いつでも気軽にOB会の扉をノックして下さい。お待ちしています。
尚、当ホームページの「走魂」欄では、事務局からのメッセージと共に歴代の「走魂」が閲覧できるようになっているばかりでなく、各時代の遠征のコース図や登った坂の高低差までも振り返ることが出来るようになりました。個人情報保護のためパスワード付PDFを使用しておりますが、「閲覧希望」のボタンからお名前と卒業年、Gmailアドレスを入力頂ければご覧頂くことができます。是非懐かしい日々へのドアを開いてみて下さい。
東北学院大学サイクリング部OB会
会長 小林雅樹(S60年卒)