02. 基本設定2

path設定

実行許可のあるファイルのディレクトリパスを設定しておくことで、ファイルの実行を容易にします。カレントにあるツールを実行するには、カレント(.)を指定しておくか、./ツール名 という呼び方をしなければなりません。

ぼくの場合、./を入れるのが面倒なので、こうしています。

set path = ( . $path )

alias設定

特定のコマンド名(場合によっては引数付き)に名前をつけて、容易に呼び出せるようにします。例えば ls なら

        alias ls  "ls -F"

のように設定しています。色を付けたい人は

        alias ls  "ls --color -F"

などとしてもいいと思います。

history

historyコマンドを実行したとき、例えばlsを3回実行したときって、historyの結果にもlsが3つ出てきます。これってたまに邪魔なんですけど、これを回避する設定があります。以下を設定します。

set histdup = erase

シンボリックリンク

シンボリックリンクを貼って、そこへcdして戻ると、デフォルトでは「リンクしたdirの1つ上」に戻ります。これが好きな方はそれでいいのですが、通常は「リンクを生成したdirに戻りたい」と思います。これを制御する変数があるのですが、ignoreかexpandがいいと思います。お好みで。

set symlinks = chase / ignore / expand