2. Research

滝脇は高エネルギー天体現象を研究しており、特に超新星爆発のシミュレーションを専門にしています。超新星爆発の中でも特に大質量星の重力崩壊から生じるものについて精力的に研究を進めています。

以下に、その様子をいくつかの動画にてお見せします。動画には短い説明がついていますのでお読みください。



Birth of a Proto-Neutron Star


超新星爆発は鉄コアの重力崩壊から始まります。動画は鉄コアが収縮して中心に原始中性子星ができる様子です。密度を常用対数(log10)で表示しています。密度が10^14g/cm^3になると核力が効いて硬くな り、中心に落ちてきていた周りの物質が弾き返され、これをコアバウンスと呼びます。矢印は速度の方向で赤は速く黄色は遅い運動を表します。右上の時間はコアバウンスから 測った時間で最初はマイナスです。


Neutronization Burst


超新星のバウンス時には非常に大量のニュートリノ放出されます。動画はそのニュートリノの伝搬の様子です。等方に換算したニュートリノのルミノシティにあたる量[erg/s]を表示しています(具体的にはニュートリノのエネルギー密度に4pi r^2cを掛けたもの)。


Neutrino-Driven Explosion


動画はニュートリノ加熱によって衝撃波が外に伝搬していく様子です。エントロピーの可視化。複雑な対流によりニュートリノ加熱が促進されて爆発します。

星の形状を球対称に仮定し、対流は起こらないとしたときのシミュレーション結果。対流がない場合超新星は爆発に失敗する。
Comments