滝脇は高エネルギー天体現象を研究しており、特に超新星爆発のシミュレーションを専門にしています。超新星爆発の中でも特に大質量星の重力崩壊から生じるものについて精力的に研究を進めています。
以下に、その様子をいくつかの動画にてお見せします。動画には短い説明がついていますのでお読みください。
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超新星のバウンス時には非常に大量のニュートリノ放出されます。動画はそのニュートリノの伝搬の様子です。等方に換算したニュートリノのルミノシティにあたる量[erg/s]を表示しています(具体的にはニュートリノのエネルギー密度に4pi r^2cを掛けたもの)。
動画はニュートリノ加熱によって衝撃波が外に伝搬していく様子です。エントロピーの可視化。複雑な対流によりニュートリノ加熱が促進されて爆発します。
星の形状を球対称に仮定し、対流は起こらないとしたときのシミュレーション結果。対流がない場合超新星は爆発に失敗する。