■BTドレスより
■蒼より
「独り」は割と自由に描かせてもらえたのが
良かったので、
どんどん進めることができたので感謝しています(^▽^)
原作を崩さないように気を付けていってるのですが、
どうも自分の”癖”みたいなの(ギャグ)が
出てしまってるな~と改めて思いました(;^ω^)
昔から原作を基に
漫画にしてみたいという願望があって、
蒼さんに相談したところOKをもらえたので、
よっしゃー!やったるでー!!的なノリで始めました。
ページが進むにつれて、
だんだんと感情移入度合いも高まり、
「この表現じゃだめだッ!」
「もっとキャラの声を出すようにするんだ!」と
ドツボにハマって
ペンが進まなくなることが多くなっていきました。
その時は、それがデカい壁に見えていたのですが、
今思えば「大した壁でもなかったな」と
思っています(笑)
まあ、結構悩みに悩んで決断すれば、
壁なんていとも簡単に
壊れるもんなんですよね~(^◇^)
一番の収穫は、
自分では絶対に表現しないこと
や描くことのないセリフなどを
蒼さんの小説から学べたことですね。
その都度、蒼さんスゲー!って思ってました。
今回は学べることがたくさんあって、
今後のマンガに活かせるな~と嬉しく感じており、
蒼さんには感謝感謝です♪
この作品の前に「凍てついた船」という
少し長いテキスト作品をアップしていたのですが
たぬくまさんに「テキスト部門は原作部門でもあるから、
次は漫画化されることももうちょっと意識してね^ ^」とアドバイスを頂き、
短めにまとめてみた作品でした。
それが10年の時を経てとうとう本当に漫画化されました!
BTドレスさん、本当にありがとうございます!!
原作の文章よりも漫画らしく、
なにより「BTドレスさん」らしい仕上がりになっていて、
ギャグとシリアスの融合が面白い!
しかしキャラが見せる表情は、
いつものBTドレスさんと違って少し少女漫画っぽい!?
そんな素敵な作品です。後書きもオススメです(笑)。
■第2話について
ところどころ、
今後の「BTドレスさんの退治屋」に関わる新しい演出が追加されています。
また、心理描写が男性目線から見た男(カイザー)、
女(ミーナ)になっていて「おお、なるほど!」と何度も思いました。
少女漫画の演出も多数取り入れたとのことです。うーん、納得!
■第3話について
原作の「3」がミーナの心情描写のみが続くという、
思い返すと難しいところを、
「BTドレスさん版退治屋」の過去回想に置き換えることで
見事に表現して下さいました!
ありがたや~!です。
そして、この作品を書いた10年後に思うのも遅いですが
今後テキスト作品を作るときは、
もっと漫画を意識しないと!と気が引き締まりました(笑)。
過去編ということでちょっとぎこちない3人が可愛いです。
BTドレスさん版用書き下ろし分への導入にも爆笑。
そう来たか!…と思いました。
■第4話について
私が想像していた原作の風景を
そのまま映し出したかのようなイラストが、
BTドレスさんの画風で描かれていることに本当に感動しました。
最後の家族団らんっぽい3人+あーちゃんを思い付いたから
この作品が生まれたのは今でもよく覚えています。
原作を大切にしてくださっているのが伝わってきて、
とても嬉しかったです!
番外編はBTドレスさんテイストたっぷりの魅力的な新キャラのベネッサ、
ヴォツエン国軍が生み出した恐怖の生命兵器の本性を
BTドレスさんの視点から描かれていて、
原作とは違い完結したひとつの物語になっています。
アナザーストーリー後編も原作より漫画らしく、
そして忍の想いが強く伝わってくる切なさと、
絵面のギャグの両方が楽しめる楽しい作品です!
本当にありがとうございました!!