97.「チコちゃんに叱られる!(声が出ないのはなぜ?)」
らんぞうです。
今回は久しぶりの「YAMAI」ネタです!
病気もこのように英語表記にいたますと「ZAZEN」と一緒で、何やらシャレオツな感がありますな。
よしっ、これでまたつぶやきのネタが出来た!と、少しヨロこんでしまっておる私らんぞうではありますよ。
さて今回の「RANZO with THE・YAMAI」はノドの病気でございます。
実は相当以前から、チョイチョイとノド・声に違和感を感じることがありました。
らんぞう元々声の通りがわるくて、おまけに滑舌もよくないことから、あんまりシャベるのは得意ではないですし、どちらかと言うとコンプレックスを持っておりましたよ。
それに加えて疲れやストレスを感じますとテキメンに声が枯れてまいります。
良くない病気ということもありますし、気にはなっていたのですが、検査に行くほどでもないかー・・などと思いつつ、ずうっと放置しておりましたよ。
さて先日の月曜朝のこと。
週末の太極拳特訓の疲れがとれてないのに加えて、今日ある会議のユーウツさもあいまって、らんぞうの声は可哀そうなくらいかすれております。
そこでヨッシャ!と思い立ちまして、ついに会社の近くの咽喉科を受診しましたよ。
あら、ずいぶんと空いているお医者さんですこと・・と思っておりましたら、病院に入って5分でいきなり内視鏡の検査開始!早っ!
モニターに映る自分のノドの奥、声帯なるものを初めて見せてもらいましたよ。
そして診断された病名は・・・
「声帯溝症」(せいたいみぞしょう)
左右の声帯に溝が出来ることで声門閉鎖不全の病態が発生し、声を出すにも息漏れの状態(声門閉鎖不全:左右の声帯に隙間が出来る) となる。 正常では、一息で15秒以上発声が出来るところが、数秒となる。 (難病情報センター)
せーたいみぞしょー?なんと難病に指定されているんですと!
治療方法はなし・・ガーン!まじかぁ! ほっておくとどんな大変な事に?
ということで調べてみましたよ・・・
※難病情報センターHPより引用・・
「(声が出にくいことで)個人の客観的評価において甚大なる負の評価となり、社会生活上の大きな悩みとなる。」
「大きな声が出ない、話すのがつらい、など音声言語コミュニケーション障害を来たす。
また「息こらえ」が出来ないため「力が入らない」など運動能力の低下、過換気に伴う症状。ムセるなど嚥下障害を生じ、 社会や学校生活におけるQOL(クオリティ)の低下をもたらす。」
「コミュニケーション障害からくる、精神的ストレスによるあらゆる病態が起こる。」
「声嗄れや力が無いなどの症状への理解は得られにくく、外見が正常なぶんその個人の客観的評価において友人、上司からの負の評価となる。」
おおっ、これは大変なことにー!・・ん?でもよーく読んでみますと・・・
しかしまあエラい言われようですなぁ。
上司からの負の評価て・・・あー、それで給料下がったのねー・・って アホかーっ!
自分の働きがわるいから下がっただけじゃ!
そもそも友人からの負の評価ってなんですかね?それなら元から友人になってないし、別にそれで友達がいなくなったって一人でも生きていけるんだもんねー。
声が出にくい程度でこんな暗―い人生を送る気はさらっさら無いので、今後の治療方針は
「気にしない!」ことに決めましたよ。
治るものなら治しますけど、治らないなら悩んでもしかたないっす。
「YAMAI」は四苦八苦の四苦の一つといいます。生老病死は誰も避けて通れない「苦」(dukkha)
「RANZO’S YAMAI」コレクションはこれからも益々増えていくのでしょうけど、結局身体は朽ちていくもの・・。
死ぬまで生きられるように体のメンテナンスはもちろん必要ですけれど、ムリなことはなるべくとっとと諦めて、ともかくココロだけは健康に穏やかにしておきたいと思うのでありますよ。
さて、「声帯溝症」のらんぞう、これからは今まで以上に小っちゃぁい声でシャベることにいたしますよ。
蚊のなくように、か細―く、ささやくように・・。
だって難病なんだから仕方ないんだからね!(笑)
なのでこれからはらんぞうの「つぶやき」ではなく「ささやき」でいくようにしますか!
「オッサンのささやき」・・・うわー!聞きたくないなー。
・・などとあんまりくだらない事言っていると、
「ボーっと生きてんじゃねーよ!」ってチコちゃんに叱られそうですな。
(NHK総合 毎週金曜 19:57~)
(らんぞう)