94.「ダークヒーロー考」
らんぞうです。
どうでもよい事でありますが、わたくし新橋の居酒屋で毎夜毎夜と安酒をかっくらうのを日課としておることは以前お話しいたしました。
ところが、ここ最近少しその傾向が変わってまいりましたよ。
なんと新橋の数多いトラップ(居酒屋)に引っ掛からないよう、脇目もふらず足早に駅へ向かうようになってきておるのです。
うーむ・・これはもしや・・・
日々のZAZENで自分の愚かさ・アホさを観察した結果、ついに体とココロがお酒を必要としなくなってきたのかぁ?!
・・というような事は露ほどもなく、単にお小遣いが減ってしまって新橋の安酒すら飲めないくらいにビンボーになってしまったとです。(泣)
自分も取り巻く環境も日々刻々変わっていくことは、あたりまえだの諸行無常。(古い)
まあ仕方なしと早々に諦めて、なるだけとっとと家に帰って、宅飲みをすることといたしましたよ。
さて宅飲みするのはよいのですが、一人黙々と飲むのもつまらない。
さりとて酔っ払いの相手をするほど家族もヒマではありません。
そういう訳でらんぞう、キッチンの片隅を陣取りましてパソコンで無料映画(amazon prime)を見ながら一人しみじみ飲む毎日を送っておりますよ。
基本は映画というと専らアクションもしくはSF系の「バーン!」とか「ドカーン!」とか脳内ドーパミンを刺激してコーフン!観た後はスッキリしたけど後は何も残ってない!・・・
みたいな完全娯楽モノを観る傾向がございます。
特にここ最近の「一人宅飲みキッチンシアター」ではヒーローもの、特に「ダークヒーロー」中心に観ておりますよ。
さて「ダークヒーロー」と言われてまず一番にくるのがやはり「バットマン」でしょうな。
大昔のアメコミの時代はよく知りませんが、
・「バットマン (Batman) (1989年)」
監督ティム・バートン、出演マイケル・キートン。ジャック・ニコルソンのジョーカーは激しく印象的でありましたな。
その後のダークナイトシリーズ
・「バットマン ビギンズ (Batman Begins) (2005年)」
・「ダークナイト (The Dark Knight) (2008年)」
・「ダークナイト ライジング (The Dark Knight Rises) (2012年)」
監督クリストファー・ノーラン、出演クリスチャン・ベール、渡辺謙も出ていました。
漆黒の街を切り裂くハイテク黒塗りバットモービルと変態コウモリコスプレに引き込まれて、マスクから見えているバットマンの口元のように、いつの間にか自分の口もへの字になっていることに気づきましたよ。(笑)
ちなみにバットマンと同じ「DCコミック」映画のヒーロー・・例えばスーパーマンとかワンダーウーマンとかは、あからさまに正義すぎて、あんまりソソられないのでありますな。
『バットマン vs スーパーマン』(2016年)も一応見たのですけれど・・。
昔に見た「ウルトラマン 対 仮面ライダー」くらい違和感ありましたよ。
世界観違いすぎだし、宇宙人と地球人だし、能力違いすぎだろー。
まあ所詮映画だから何でもアリでなんですけどね。
ちなみに「アベンジャーズ」系映画について今回はスルー。
ピン映画としては「アイアンマン」も「スパイダーマン」も好きなのですけど、最近のアベンジャーズ総出演傾向は無節操感がハンパないなぁ。
その他、アベンジャーズと同じ「Marvel」映画
・『ブレイド(Blade)1998年』シリーズ(1~3)
人間とヴァンパイアの混血である黒人青年ブレイドがヴァンパイアハンターとして人間を守るお話。
ダーク感満載!黒人が主人公ヒーローなのも珍しいかも。コれもこの映画も好きだなぁ。
吸血鬼ものもアンダーワールドとかヴァン・ヘルシングとか面白い映画は数多くあるけど
それはまたの機会に。
生きとし生けるヴァンパイアも幸せでありますように・・。
夜の新橋に飲みに行けないらんぞう。
夜の街に暗躍するダークヒーローに想いを乗せて、今日も一人飲んでおるのでございますよ。
そういえば若かりし頃の憧れのヒーロー、闇狩師「九十九乱蔵」(つくもらんぞう)もやはり魑魅魍魎と戦うダークヒーローでありました。
いくら齢を重ねても変わらないものですなぁ。
ところで酔った勢いに何故かamazonで買ってしまったバットマンのワッペン・・・・。
さてさて・・何につければよいのでしょうか?
(らんぞう)