79.「ZAZENのススメ,Ⅱ」(午前3時のユウウツ編)

らんぞうです。

ここのところ好きに任せてコンビ二のカレーパンを毎日食しておりましたよ。

最近のコンビ二のパンはホント美味しいですからねー!

コンビ二各社のカレーパンを全品制覇する!という大きな目標を掲げて、毎日欠かさずコツコツと食べておりましたが・・・やはり案の定、顔のあっちこっちに吹き出モノ。。大変なことになってしまいました。

何事も食べ過ぎ、やり過ぎはヨロシくありませんな。オロナインを塗りながら反省しきりでありますよ。

さて、このらんぞうのつぶやき、なにやら病気のカミングアウトコーナーと化してしまった感もあり恐縮なのではありますが、実は私らんぞう、「午前3時病」という病を患っておりました。

「午前3時症候群」とも言われているようですが、ご存知でしょうか?

聞きなれない病名ではありますが、中身を聞いてみれば何ということもないのですが・・。

要するに夜中(明け方?)にふと目が覚めてしまって、その後ずっと眠れなくなってしまうという、まあ中高年の方にはよくある、言うなれば睡眠障害の一つでありますよ。

わたくしの場合、思い返しますと・・どうやら不惑の歳、四十を迎える頃から、どうもその傾向が出ていたようです。次第しだいに夜の寝つきが悪くなってきました。

またお酒に酔って寝ることが習慣化し、やっと寝たのは良いものの、ほぼ毎日午前3時頃になりますと、なぜか目が覚めてしまうように・・・。

一般的に齢を重ねて参りますと、次第に朝起きるのが早くなるとはいいますものの、さすがに午前3時は早過ぎでありますね。

目が覚めたとしても、また眠れれば良いのですが、目が覚めたら最後、諸々の心配事・不安が頭に浮かんで消えて、また浮かんで、夜更けのらんぞうハートは、さながら不安の波に翻弄される小船のようであります。

それでは何が心配なのかと考えてみましても、漠然とした将来への不安だとか、うまく行かない仕事のストレス等々、結局はさほど根拠のない悩みなのですが、そんなのが頭の中をグルグルと回転して止まないのでありますなあ。

何度も寝返りを打ちながらも少しずつ白々としてくる窓の外に、焦れば焦るほど目は覚めてしまいます。

結局寝付けないままダルーい体を布団から引き剥がして、希望の朝どころか長~い苦行の一日が始まるという辛~い毎日でありました。

同じような方も沢山いらっしゃるのではありませんか?

で!結論から申し上げますと「午前3時病」は、らんぞう克服しましたよ!ご安心ください!

ということで、同じ様な悩みをお持ちの方がいましたら、ぜひ試しにやって頂きたい。

私らんぞうが克服した処方箋・・・それが過去に何度もつぶやかせていただいております、「ZAZEN」(坐禅)なのでありますよ。

また坐禅ネタ?とお思いでしょうが、しばらくお付き合くださいませ。

私らんぞう「ZAZEN」を始めてから、約2年になります。

前回のZAZENのススメを書いたのが2016年の春ころ。1年半くらい前になりますか。

始めた当初は5分10分でモソモソと落ち着かず、足腰はすぐに痛くなっては、何してるんだか?とも思っておりましたが、それでも毎日チョイチョイと坐っておりますと、そのうちにどんどんと心地よーくなってまいりましたよ。

最近では毎日夜明け前の40分程、ゆるりと目をつぶればフワリと手軽に味わえる楽しい時間となっておりますよ。

ただ最近では、どうやらその効果というのがZAZEN中だけでなく、それ以外の時間にも相当な影響と変化を与えていることに気づきましてございます。

どんなん?言うてみ?と問われますれば。

・・・ ①お題のとおり!睡眠が改善、午前3時病を克服した!

②ストレスが激減!(レベル10→2くらい?)

③なぜか良いことばかりが起きる。(!)

④腹が立つ、イラっとすることがすごく減った!

⑤なぜか良い出会いが増えた。(不思議。。)

⑥お金は相変わらず無いけど、なぜか困らない。

⑦将来のことがさほど気にならなくなる。色々わりとどーでもよくなる?等‥。

こう羅列しますと、まるでどっかのアブない勧誘もしくは雑誌の裏表紙のニセ開運グッズ広告みたいですなぁ。(笑)

でもホントなのです。

ところで、なぜ「坐禅」もしくは「座禅」と書かず、あえて「ZAZEN」と勝手に標記しているかと申しますと、実は理由がございます。

「坐禅」という言葉には、狭い意味と広い意味があることはご存知でしょうか。

狭い意味では、いわゆる禅宗の修行としての「坐禅」ですね。曹洞宗・臨済宗の宗旨に則った、曹洞宗であれば道元禅師が中国より持ち込んだ修行法でありますね。

これが広い意味となりますと、ヨガの瞑想や念仏、気功(静功)、站椿功 (タントウコウ)や立禅までも入りそうです。

らんぞうめが「ZAZEN」と称して取り組んでおりますのは実は

「ヴィパッサナー瞑想」

と言われる瞑想法の事であります。

ご存知ない方は「うわ!怪しい!」とお思いでしょうが、まあ聴いてくださいませ。

瞑想には「サマタ」と「ヴィパッサナー」の2種類があると言われております。

「サマタ瞑想」とはサーマディ(三昧)の事で、「止の瞑想」ともいわれる集中型の瞑想法です。上に述べている、ヨガやいわゆる坐禅、念仏、マントラ等、ある対象物に集中する事で心に落ち着きと安定を与えるのに有効な瞑想法。

いわゆる瞑想といわれるものの大多数がこの「サマタ」に分類されます。

太極拳の鍛錬も習熟度によってこの中に入るかもしれません。

それに対して「ヴィパッサナー瞑想」とは「観の瞑想」と言われており、対象物は基本、自分自身です。すなわち呼吸、体の感覚、そして心の動きをただひたすら観察いたします。

昨今、アメリカから逆輸入?されてきたリラックス法、もしくは心療内科の治療法であり あのGOOGLEが社員の集中力を養うために導入した事で有名になった「マインドフルネス」といわれる瞑想法の原型(オリジナル)がこの「ヴィパッサナー」と言われているものであります。

ヴィパッサナーに関して、私ごときが解説などするのは真におこがましい事ではありますが、次回のつぶやきにて少しだけ解説書や著者をご紹介させていただきたいと思っておりますよ。

さーて、カレーパンを封印せざるを得なくなった私らんぞう、今後どうしたら良いのか途方にくれておりましたところ・・・

もともとセブンイレブンで限定販売していたカップラーメン「蒙古タンメン中本」にチーズを入れたら中毒患者が激増した!という話題に乗っかって、発売された新商品「蒙古タンメン中本 チーズの一撃」に出会ってしまいましたよ。

すでにチーズが入っているのに更にピザチーズをモリッと乗せて熱々でいただくという暴挙を繰り返した結果、今後間違いなく現れると思われるカレーパンを越える残念な結果のご報告はZAZENシリーズと一緒にまた次回!

(らんぞう)