59.肺炎こわい

みなさま、ごきげんよう。

しばらくぶりの、ペイ子です。

突然ですが、皆さまは今、元気ですか?

春の寒暖差、アレルギーにマスクが手放せない方もいらっしゃることと思います。

ちょっと風邪っぴき。ちょっと疲れがたまっている。ちょっと寝不足。ちょっとどこか痛い。

まぁ仕事には行けます。それを続けて・・・あれ、どこからが病気?え・・・気づいたらダメになってるよ。

ちょっと高い熱の咳風邪(インフルエンザじゃない)。

3月のある月曜日の朝、ペイ子は通勤電車に乗りました。しかし、東京駅にさしかかる頃、熱か貧血かめまいか体中が汗びっしょりになり途中下車。その場で職場に連絡、お休みをいただきました。翌日にはそこそこ回復し職場復帰。しかし、そこから1週間、「途中下車」をもう何度か繰り返しました。熱、咳はひどくなり、翌3連休も自宅で休養していたはずなのに。翌週、呼吸が辛く、咳込み続けるため背中が筋肉痛になりました。こんなことはありません。近所の内科では「ちょっと重い風邪」と診断。

痛みと咳で、夜もおちおち眠れません。職場のトイレの鏡に映ったペイ子は目の下にクマがありました。

たまらず、職場近くの呼吸器内科にかけこんだペイ子。数々の検査をした結果。

「肺炎ですね。」レントゲン、CT画像、血液他検査の結果とペイ子の顔を交互に見ながら医者の言葉です。

え?肺炎?

「この白くもやもやしてるのが心臓の左右から横隔膜の付近にあるでしょう。はい、これが肺炎。これは痛いでしょう。今日明日治るものではありませんよ。」

CMに出ていた坂東玉三郎さんが頭に浮かびました。え~、自分が肺炎!?

でも、ホッとしたきもちもありました。

いつもの風邪がこんなに苦しいわけがありません。医者の言葉を聞いて腑に落ちました。

かくしてペイ子は、その夜から数種類の薬を飲み吸いし、通勤と仕事以外はまったく体を動かせず。ゾンビのように過ごしました。しかし。服薬から2日たつと、薬の効果で咳がでません。抗炎症効果があるのでしょうか。夜も眠れるようになり、10日後、ふたたび撮ったレントゲンの肺をみた医者はペイ子に言いました。「あ~肺丸く大きくなってきたね。顔色もだいぶよくなった。でもね、この小さく白いの炎症ね。まだ完治してません。すぐは消えませんからね。はい、経過観察。この前のもう1回薬出します。」

いつが完治なのでしょうか。

体を壊すと、それまでの自分の体の自由を感じますね。

ひと月たった今、食欲が回復して、首都圏の空気すらおいしく感じる今日のペイ子です。

気が付いたら春になっていて桜が散っていますよ。

画像は、気が付いたら満開の桜が窓から見えて、パシャリと撮影したもの。これが今年のペイ子の花見ですよ。

普段は身近にあって、失うとわかる大切なもの。

ペイ子、それが何か1つわかりました。何だか感傷的なセンテンスですね。

幸い、失っても戻ってきてくれそうなので、何よりもホッとしています。

空気、おいしいです。

ペイ子