55.「モートン?てなんだ?」
らんぞうです。
「モートン病」・・・ だそうです。
モートン病? なんですかそれは? もしや不治の病ですか?!(汗)。
実は数年前から左足の薬指が何やらピリピリと痛んでおりまして・・。うーん。もしや痛風か・・?
ビールは毎日欠かさずコツコツと摂取しております故、さもありなんとも思いましたが、人間ドックでの尿酸値は正常値でありました。
あるいは椎間板ヘルニアになってしまって、ついに足に痺れがきたのか?とも考えまして整形外科でレントゲンを撮ってみましたものの、特に問題なしとのこと。
まあ齢を重ねるにつれて、あちこちガタがくるのも諸行無常よのう。。と、なるべく気にしないようにはしておりましたよ。
ところが最近は痛みに加えて足の裏が腫れてきたようなイヤな感じ。靴を履いていると中にボタンでも入っているような違和感を覚え始めたものですから、これはイカン!と、別の整形外科に診てもらったところが、この病名でございました。
どうも発症の原因はよく分かっていないようですが、どうやら足の使い方?歩き方?が悪いんだそうです。
本来歩くときは親指側、拇指丘に重心をかけて後ろに蹴りだすのが正しいのだそうですが、それが薬指や中指の方に重心を乗せて継続的に負荷をかけてしまうと、足裏の横アーチ(親指と小指の間)がつぶれて足指の神経を刺激し、痛みや腫れが起こるのだとか。
この症状になるのは足裏を酷使しているランナーや女性(ハイヒールが原因?)に多いそうです。でもらんぞうは走るのはニガテですし、ましてやハイヒールを履く趣味は今のところございませんのに。。
いま思うと確かに以前から感じていた右蹬脚の時の左軸足の不安定さや、上歩の時の后坐から左足に乗る際のバランスの違和感は、なるほど正しく足裏を使えていなかったのかと得心した次第であります。
治療法や対策は足裏に掛かる負荷を減らすためのインソールや靴選び、足指の筋トレ等、すぐに良くなる治療法は残念ながら無いようです。(泣)
またそれらの要因以外に、実は背骨自体に原因があることも。
元々背骨の柔軟性が少ないと、背骨が体重を吸収しないでダイレクトに負荷が足裏にかかってしまうのだとか。
思いまするに今まで太極拳の練習をするにしてもキチンと自分の体の声を聞いてあげずに、知らず知らずのうちに足腰にムリな負担をかけていたのだなぁ・・すまんかったなぁワシの足腰よ・・と反省する事しきりでございます。
故にこれからは、背骨のストレッチや足指の筋トレはもとより、やはり自然の理にかなった伝統楊式の身法・歩法をきっちりと学んで、ゆっくりじっくりと足腰を練り直してみようかと思うた次第でございます。
心も体も歪んだままにしておくと、後々に色んなダメージが出てくるのですね・・。
ココロもカラダも優しく、ちゃーんと見つめてあげることが実はとても大切だという事をしみじみと感じておりますよ。
(らんぞう)
(画像説明)これも らんぞうではございません。念のため(笑)