投稿日: Oct 20, 2013 1:18:29 PM
台風が来ると云えば、普通は外出などせずに家にいるのが安全だ。もっとも避難勧告などが出れば別の話しだが、普通は私は家にいる。
ところが、9月18日の祭日は私の所属する写真クラブの展示設営の日であった。
朝9時から設営開始、午後1時からは写真展スタートだ。台風18号が来ているので行きたくはないが、中止の連絡は無し。電話など鳴りそうもない。台風はと云うと、関東に大接近中だ。仕方ないが、時間に間に合うように家を出る。会場は船橋市にある船橋市民ギャラリー。船橋駅に8時半に着いたが、予想より風が強い。雨はそれ程でも無いのが多少の救いか?駅を出て傘をさす。んっ・・!風が強い!傘を前に向けて隠れるようにして前に進む。歩いても駅から5分位の会場だ、すぐ着く・・・
んっ・・!『前が見えない!』道半ばまで来ると、バキッと云う音がして傘の骨が1本折れた。んっ・・!あと一歩と云う所で横断歩道の信号が赤だ。信号待ちの間も傘は軋みながらも何とか持ちこたえてくれている。強風で雨も叩きつけてくる。傘がこれ以上壊れれば目的地に着く前に、身体中びしょ濡れになる。そう成れば、設営どころではない。・・・やっと長い赤信号から青へ、傘も何とか持ちこたえて呉れた。ズボンは膝まで濡れてしまったが、上半身は傘のお陰で大丈夫。やっとの思い出会場に到着。
設営も何とか完了して、逃げ帰るように帰宅。傘を点検して見ると骨が1本見事に折れている。以前に修理した箇所が2カ所、これは全く壊れて無かった。新たに骨の折れた部分を以前買った修理キットで修理する。修理の仕方を忘れていたせいで30分程かかったが修理大成功。写真をご覧ください。8本の骨の内、無傷なのは5本になってしまったが、今日一緒に戦ってくれた傘に感謝を捧げる。
局長