23.帯状疱疹・水痘ワクチン

紅葉、綺麗ですね。勿論タイトルとは無関係。

帯状疱疹と云うと、身体に帯状の赤い発疹があらわれて強い痛みを伴う皮膚の病気である。昔は50代以降の人が多くかかるとされていたが、最近の調べでは20代や30代の若い人たちの間にも増加傾向が見られるらしい。症状が悪化すると衣類に触れるような僅かな刺激にも、刺す様な鋭い痛みを感じる。胸・腹部・顔や手足などにも現れるが、身体の左右どちらかに限られ、一度に二カ所以上の場所に現れる事はほとんど無い。皮膚の症状が治った後も後遺症的な痛みだけが残る場合もあり、これを帯状疱疹後神経痛と云う。

・・・出来ればお目にかかりたく無い病気😰・・・

原因は水ぼうそうを起こすウイルスに同じ、水痘・帯状疱疹ウイルス。ほとんどの人が子供の頃にかかり、一週間ほどで完治している病気だ。一度病気にかかると免疫力がつき、再発の心配はほとんど無くなる。しかし、それは体力がしっかりしている間に限定される。水ぼうそうが治ったと云ってもウイルスが身体から完全に消滅したわけではない。体内の神経節に生き残り、何十年も潜伏し続ける事も珍しくない。

・・・しつこい奴 💢・・・

帯状疱疹としての再発の原因は、高齢化・ストレス・病気・過労などによる免疫力の低下がある。50代以降は加齢による免疫力の低下は避けられないし、それに加え過労やストレスがからめば発症の可能性はさらに高まる。

職業として帯状疱疹にかかりにくい職業もある。保育園や幼稚園の先生方だ。常に子供達に接しているため、水ぼうそうにかかった子達とも接する。そのため常に免疫力が養われている事に起因しているらしい。

一般的な予防法には、帯状疱疹・水痘ワクチンがある。費用は概ね¥6,000から¥9,000位と医療機関によっても違うらしい。もちろん、ワクチンの副作用が出る場合もあるので費用の点も含めて掛かり付けの医師に良く相談される事をお薦めする。

私はこの病気について周囲から聞かされていたので、早速去年ワクチンを接種した。

局長