らんぞうです。
ソロ飲み、ソロキャンなど、一人遊びにもスッカリ慣れましたらんぞうでありますが、
自宅でもZOZO男(次男)から借りた「進撃の巨人」を最新刊33巻まで一気読み!したり、
寒く長い夜はマンガorドラマを観ながら、一人おとな~しく過ごしておりますよ。
1月にようやく終わったNHK大河ドラマ「麒麟がくる」も高視聴率だったようで、ネットでも明智さんの歴史ネタが最近でもまだ話題になったりしています。
さてこの「麒麟・・」、日本国営放送とは言え、あくまでドラマでありますから、かなり脚色されているのは理解した上で見なければならないのですが、しかし今回は明智さん、ずいぶんと良い扱われようでした。
けれども今までの通説とは評価が真逆だったりしますと、やはり戸惑ってしまうものであります。
昔から、光秀=下剋上!裏切り!主君殺し!
と散々にワルモノとしてキッチリと学校で教わっておりましたのに、知らぬ間にこの変わり様は一体!?と驚くばかりでありますよ。
確かに歴史書などというものは、いつの時代もどの国も、現体制の観点で書かれるものですから、過去の都合の悪いことは、事実そのものが捏造されている可能性もありますし、ましてや捉え方、印象付けなどは体制側の思うままでありますな。
もちろん多面性、多様性は理解してはいるものの、学校で先生から、ディスりワードをしっかりと覚え込まされているのですから、この様に大幅に変更・訂正があった場合は、速やかにアップデートをして頂きたいと思うわけですよ。
他にも例えば、江戸中期の老中・田沼意次さんなども、当時の社会科ではしっかりと田沼=賄賂政治、あるいは腐敗政治・・などと完全にヒール役としてインプットさせられておりました。
その後ベビーフェイス:松平定信が寛政の改革で世を改めた!と「いいもん・わるもん」の役回りをハッキリと教えられたものですけれど。
池波正太郎の小説『剣客商売』でも田沼さんは比較的良い方の扱われ方でしたが、
実は田沼さん、けっこう善政しとったみたいやし!むしろ松平さん暴走?ヤリ過ぎ感パネくねぇ?
など、かなり昔の評価とは変わっているようですしね。
歴史上の人物ですらこのようにアテにならないのですから、ましてや個人の評価などは、ことさらにイーかげんで無責任なものであります。
よってワシらはよそ様の評価にいちいち心を動かさずに生きて行きたいものですアリマス。
SNSなどで他人に承認・評価されたくてツイートしたのに、かえってディスられて炎上・・結局病んでしまって・・など、可哀そうな出来事も耳にしたりします。
しかし何もツイッターなどに、悪意の受け皿をわざわざ自分で作ることも無かろうに…とも思ったりするのですけれどもね。
結局、無我(anattā: 巴)たりえないワシらは、何がしかでも他人から評価・承認されることで、何とか自己の存在意義を感じたいと思ってしまうのは仕方のない事ではありますなぁ。
さて「麒麟」ってPCだから打てるけど難しくて書けないなぁ・・と思っておりましたが、
難しい漢字が直ぐに書けるようになる、芸人「オジンオズボーン篠宮暁」の「秒で暗記! 漢字ドリル」が売れているそうです。
「麒麟」の漢字は・・
「なべぶたのコじゅういちヒヒ サミハ、なべぶたのコじゅういちヒヒ 米タ イチキ」とリズムで覚えるんですと。
むしろそっちの方が長くて覚えられない!
あと麒麟といえば「檸檬」も書けないっ!
こっちは「♪木ウこころ皿ちょ~、木モウ~」・・って米津玄師の「檸檬」のサビに合せて覚えるんだと。
木モウ~の「モウ」がムズかしいんじゃん!
ていうか、キリンといえばレモンよりラガーだった。うん。
と、やはり最後は何だか分からない話で今回もおしまい。
「陰極まって陽生ず」、春の訪れと共に諸々良い兆しが表れますように。
らんぞう 2021年2月