162. 『青鮫な春』

皆さま、ごきげんよう。

ペイ子です。

緊急事態宣言中らしく、早朝散歩が日課で一年経過ですよ。

今朝なども、近所の梅林を散策してこの梅ですよ。

青い春の空気といいましょうか…なんと表現すればよいでしょうか…

そのように思っていましたら、ひょんなことからこのような句に出会いました。

梅咲いて庭中に青鮫が来ている

(金子兜太)

庭に青鮫!?

冬の寒さから、地震(昨夜は本当にびっくりした~あれから10年経ちますね)後春の嵐を過ごし、確かに来ている春の何かにつつまれる静かな朝。梅がひそやかに咲くこの眼前。絶景かな。

確かに感じる、しかしなんと言い表せばいいかわからない、そのようなもどかしさが、

こんな句を私に会わせてくれましたとさ。

ペイ子