149. 『梅干しつける』

皆さまごきげんよう。

長い梅雨が明けて、大変お暑うございますね。

ペイ子です。

今年の梅雨明けは待ち遠しかったです。

やっとつぶやけます。

今年はなんと!梅干しを漬けましたよ。

今までは、青い梅をシロップにしてみたり、ポロンと醤油に1つ気まぐれに入れてみたり、気軽にできる・・・というか、ただまぶしてみたり、転がしてみたりというだけでしたが。

ついに!梅干し作りました。

その手順とは。

GW明けころから梅が出回っていないか、近所の店をそわそわとチェックし…

①6月はいってすぐ、黄色い梅が売られていたので入手。

必要なもの。梅、梅の容量に対し11%の量の塩、保存用ビン、焼酎(消毒用)

②漬ける。

容器煮沸消毒したビンに焼酎を吹き付けて乾燥させる。

梅は水にさらした後、水気をふきとり、ヘタ部分をつまようじでとる。

清潔にしたビンの中に塩→梅→塩→梅・・・の順に入れていく。

重ねられた梅と塩の上に、重石をする。

(重石をもっていないので、ポリ袋に水を入れて替わりにしました)

2.3日すると、梅からエキスがでてきて、塩解けがはやまり、やがて梅が梅エキス液(梅酢というそうです)の中に収まる。

この状態で梅雨明けまで放置。週に1回くらいビンを転がす。

③三日三晩天日干しする。

8月ようやくの梅雨明け。晴れた日を3日間みつける。

通常、風情のある竹ざるなどを使用するそうですが、生憎持ち合わせておりません。

網の上にキッチンペーパーを敷き、その上に漬けておいた梅を並べる。(網の下には空間があるようにし、風通し(熱風・・・)をよくしておく)

この際、ビンごと梅酢も天日干す。

1日1回は梅を裏返えす。(3日間)

この天日干し、1日外において夕方には梅の表面が少し白く透き通るような、感触もやわらかく、梅干しらしくなってきます。

文字通り手塩にかけた子たち、ますます愛着がわきます。ただ、3日中、1日目の夕方の時点で結構水分がとぶので、このあと2.5日で干からびてしまわないかと心配になり、梅仕事の先輩YさんにLINEで報告したところ。

特に、1日目は陽が落ちたら、干した梅酢が温かいうちに、ビンの中に梅を戻すと、皮がやわらかくなるのでよい。

ということで、干してなお梅酢に戻すということをしてみました。

水分を飛ばしたあとまたつけ戻す、初心者には不思議な感覚、梅仕事は奥が深いです。

あとの2日はそのまま干し続けました。

④しまう(すぐには食べません。熟成させる)

さらにその後、時間をおくことで梅が熟成されるそうです。

残った梅酢は、別のビンにいれて、夏のお共に炭酸水で割っていただきます。

しかし。

梅1Kって、梅干しにするとほんのわずか。粒にして50個程度。

これでは1年足らなそう。。。来年はどれくらい漬けようかな。渡したい人々のお顔が浮かびます。

コロナウィルスが流行したおかげで、今年はしみじみといろんなことができますね。

皆さんは何かしみじみとたのしめていますか?お会いできる時がたのしみですね。

ペイ子。