145.『もつ煮込む』

みなさま、ごきげんよう。

晴れた日気温30℃越えの6月、いかがお過ごしですか。

まだ暑さになれてない+STAYHOME月間開けの2週間は回復期の今日この頃、きびしさ輪をかけてのペイ子でございますよ。アジサイが美しい梅雨となりましたな。

この数ヶ月、精を出したことといえば、読書と食事。

おいしい食べ物は、まったく、夢がありますなぁ。。。

近所のスーパーで見慣れない肉片を見つけました。

ペイ子、「モツ」と書かれたコーナーを発見したのですよ。

白っぽく、うす肌色のような、なにや水気の多いような肉の塊が大量に売られていました。これが「モツ」だと。

均一に同じ質という感じではなく、1袋に入れられたその物体、あるものは白っぽいモコモコとした脂肪のようなものがついた厚さの薄い皮膚のような肉?あるものは、だいぶ水分?を含んだ限りなく白いちょっと厚みのあるもの、また別のものは、しわしわとうねって物体として不明なもの、といったようにどうも複数の何かが含まれた様相です。

ずっしりと重量があります。手に取って、これは、、、どう調理すればいいのか?

絵がうかびません。

なにより、袋に入ってぱんっぱんに丸いこの状態のお肉、袋からだしたら、どんな形態になるのでしょうか・・・未知の世界です。

トリのハツなど、いわゆる赤くてしまった鶏の内臓は以前から食す習慣ありですが。

牛などという明らかに自分の体より大きな生き物の内臓(白。よくわからない形状の内臓)を。う~ん。

ま、食べたことはあるのですよ。「もつ煮込み」でき上がりの姿は知っているのですよ。

ただ、その原料をそのまま見ると、う~ん。インパクトありますなぁ。

隣の鶏肉コーナーに目をやると、「キンカン」もうられていました。

これも特徴的なルックス。いつも目には入っていたけれど、買う頭になかったものだなぁ。

もつ煮込み、つくってみようかなぁ。

というわけで両物お買い上げ。

もつ煮込みって、なんか味噌味と食感のいい「もつ」と、あわさっていいお味なのは記憶していて。これが自宅でたべられたら、うれしいよなぁ。

と、薬味なども含めて手に下げた袋の中にある異形な肉片を意識しつついそいそ帰宅。

これまで食べたもつ煮込みの味は

・濃い

・みそ

・コクがある

・ネギやショウガはまちがいなく効いてちょっと辛い

そしてなにより食感がいい。できるか。ペイ子。

この記憶をたよりに自宅の調味料をピックアップします。

みそ 日本酒 出汁 豆板醤 トマトに浸けた酢 酒粕と甘酒

これらで甘くてしょっぱ味噌でピリ辛でコクが出てくれるでしょう。頼んだぞ。

そして野菜

すっかり忘れてました・・・ショウガ以外買っておりません。

ニンジンとかゴボウとかだよなぁきっと。あ、長ネギもありませんでした(笑)

というわけで、用意できた野菜

カブの葉の茎の部分、新玉ねぎ、コンニャク、ニンニク、ショウガ

適度にシャキシャキと、コリコリと、そしてコクを与えてくれることを期待する。

あとは主役のキンカンも牛モツ。

ぜひ自信をもって、自然体に、結果、一層の存在感をもっていただければと思う。

というわけで、、、

クックパッド様に従い、モツとキンカンは一度沸騰した鍋にいれて火を通し、ざるに開けてから他の材料と一緒に煮込むべしとのこと。

そのとおり火に通しました。

ざるに開けた肉片は、スーパーで見たときより水分がぬけ、各々部位の特徴がみてとられ、ちょっと安心感がありました。

そして再び鍋にかけ、すべてのものと多少のお湯を合わせて、今度は煮込みます。

その時間、30分程度だろうか。

沸騰する前の鍋から、あきらかに「おいしいものの匂い」がしてきます。

これを読んでいる皆さん。

建物の前を歩いていると、何かは分からないけれど食べ物のおいし~い匂い(ごはんにあうやつだ、とか、おやつだなとかそういうやつですよ)がする時、ありませんか?

それですよ。

ペイ子の自宅はその強烈なニンニクとうま味の、芳醇・・・いやすごいしょっぱい匂いが充満しているのですよ。

もう匂いだけで満足ですよ。

明日朝もはやい。というわけで、ここで就寝。

翌朝。朝白米と一緒に食べたら、もう絶品。最高。すてきですよ。

迷わず弁当に詰めましたよ。

体力つきそうなおいしい食べ物ですよ~(自己満足サイコ~)

ペイ子