138.『拳児』

みなさま、ごきげんよう。

ペイ子です。

このつぶやきを読んでくださる方は、「大人」の方が多いのでしょうか・・・

おたずねしてみたい、おとなの方、いえ、お子さまの方もやられたとこはありますでしょうか?「大人買い」を。

不肖ペイ子もついにやりましたよ~、花粉の季節はお楽しみでお家におこもりですよ~楽天でマンガの大人買い!

「拳児」(けんじ)です。

大変ざっくりとした印象では・・・

元気いっぱいやんちゃ小学生の男の子・剛拳児(ごう・けんじ本名ですよ)が、おじいちゃんからとある中国武術を教えてもらい、さまざまな人と出会い、鍛錬を続けながら思い時に悩み、目の前の事実を受け止め、技術を求め、武術の神髄を求め、本当の強さとは何かを自身に問いながら成長していくストーリーです。(お~、我ながらうまくまとまった!)

実のところ、おじいちゃんは、早い段階で拳児の元を離れます。(ネタバレしない程度に)この離別がミソのようです。

拳児は受けた教えを胸に鍛錬を続けています。

どの登場人物も、一人ひとり、魅力を感じます。

・・・と、まだ5冊目に入った段階ですが。(全22冊中!)

このマンガ有名のようで、ネットでみればたくさんのレビューがあって驚きます。

約30年前の発表です。人物描写やあらわされる品々、マンガのテンポは懐かしい感じを受けます。

それと同時に、言葉にし難いのですが、時代にとらわれない一本通った筋のようなものがペイ子に強くうったえかけてきました。

また、ケンカや格闘、拳法や武道に限らず、動きの解説や・武術家の紹介なども多く、何より拳児の動きを理解しようとひとつひとつイメージするには、何度も読み返さざるをえず、亀にも及ばぬ歩みで進めています。たいくつなはずの通勤満員電車で読書(笑)すると、あら不思議~時間が光のはやさで過ぎますなぁ・・・

そうそう、白蛇吐信など太極拳にも通じる套路の名前や、見覚えのある言葉がいくつも出てきます。

ちなみに、2018年に外伝として拳児2が発表されているそうですよ。

太極拳愛好家の幾人かにおもしろいマンガとして伺ったこともあります。

おすすめいたします。そしてご一報くださいませ。拳児の会、開きましょう。

ペイペイのペイ子。