みなさま、ごきげんよう。
ペイ子、意外なところで太極拳を目にしましたよ。
平和な冬のとある週末の夕餉、なんとなくテレビをつけましたところ、
信じられない放送を目にしたのです!
ポケモンが太極拳をしているではありませんか!
正確に言うと、登場人物とモンスターたちが、森の中で弓歩と後坐を繰り返していました・・・
いったいどんな状況か?ということですが、
ポケモンを全く知らないペイ子が一見するに、この状況としては
サトシとゴウ、それからそのモンスター数体たちは一緒に?太極拳を練習している。彼らは、ある自然体で不思議な体のモンスターの動きを真似しながら「こんなにゆっくりなのに、なんであんなにふらつかないんだ?」というようことを言いながら、棚捋擠按のようなものをしている。
このようです。話はどんどん進んでいきます。
ホウエン地方の大きな会場で、バトル大会が開催されます。
(このために太極拳していたのかしら)
このポケモンというアニメの前提としては、モンスターボールを持つ2人の少年が、ボールからモンスターを呼び出して、モンスターを1対1で戦わせるもののようですよ。
今回は、トーナメント形式で勝った人(とモンスター)にはきれいなビードロが褒章として与えられます。なぜビードロ?
で、この戦い、勝ったり負けたりな状態から、サトシは前述の自然体なタイチーモンスターを登場させます。
対戦相手は、巨体の力士風モンスターで ドスコイ、ハッケーなどといいながら、波動のようなエネルギーで、タイチーモンスターに攻撃をしかけます。
力士モンスターのどんなパワー(発勁)も、タイチーモンスターはパントマイムよろしくするりとかわし、いなしてしまいます。
最終的に、力士モンスターは、タイチーモンスターにいなし返された自らのエネルギーの板にがんじがらめにされて負けてしまいます。
というところで、タイチーモンスターは、次の対戦相手にかかります。
(自分のモンスターが負けると、少年は次のモンスターをボールから召喚します。)
で、次の対戦モンスターというのが、4本足の大きな獣のような体でした。見るからに強そー。タイチーモンスター、相手を見るなり、いきなりギブアップします!腕をバッテンにしてアウトのポーズ!
観客も実況もズッコケ。
勝てる相手じゃありません。(早い!)
で、主人公・サトシは、太極拳の使い手をボールにしまい、次のモンスターとしてピカチュウを出します。
このピカチュウ、めっぽう強くて、結局勝ちます。
サトシはマイモンスターたちとビードロを手にして話は終わり。
とまぁ、色々省略して30分の放送(途中からだからもっと短いかな)・・・の記憶、の概要です。
結局、あの自然なモンスターは誰?
気になってネットで調べたところ、モンスターがたくさんいすぎて調べきれません!
妙に機械チックで、まん丸な胴体に越前ガニのように細長い手足が2本づつついています。
体は小柄で白っぽく、パーツパーツは赤いものがついています。ピエロのようなとんがり靴をはいていました。
そして、性格はいたって自然体。
意外と世の中には太極拳が普及しているのか?
誰か、あのタイチーモンスターについておしえて!
ペイ子。