らんぞうです。
ようやく酷暑から開放されつつあります今日この頃。(9月中旬です)
暑さ寒さも彼岸までとか申しますしね。
さてお彼岸だからという訳ではないのでしょうが、私らんぞうの両親、何とかそれなりに元気では暮らしてはおるのですが、最近はやはり歳のせいでしょうか、少し気弱にもなったりするようで、「動けるうちに実家に墓参りしたい!」との強い要望がございまして、らんぞう同行することと致しましたよ。
両親の実家は秋田県。足の悪い父親を連れて行くには車しかないということで、運転手がわりに大学生の次男(ZOZOスーツ息子)、「温泉あるよー!」とか言ってバイトを休ませて、半ばムリやりに連れていきましたよ。
らんぞう家のある千葉から秋田へと、1泊2日の3世代弾丸ツアー!
さて車で7時間かけて辿り着いたのは秋田県某所の田園地帯。
次男は秋田は初めて。らんぞう自身も30年ぶりくらいでありましょうか。
久しぶりの「田舎」でありますよ。
古い屋敷をとりまく風景は広ーい田畑。昔の記憶のままでありました。
時はまさに稲刈り直前、広がる一面の野の景色は、まさにナウシカがラストシーンで降り立ちそうな見事な黄金の稲穂の波でありましたよ。(王蟲の触覚のシーンね)
懐かしい景色は変わらないけれど、立ち寄った親戚、親類縁者は皆が農家で相当にご年配の方々ばかり、昔会ったおじさんは、今はすっかりオジイさんになっていましたよ。(当たり前です)
ご多聞にもれず、どこも高齢化が進んでおり、後継者がいなくて困っているようです。
次男(ZOZO)も行く先々で「農業やんねーかー?米と味噌には困んねーぞー!」と口説かれ続けて、いいかげん困った顔をしておりましたよ。
さて無事にお墓参り(それと温泉)はコンプリートしたので弾丸ツアーは終了。
純米大吟醸と稲庭うどんをお土産に、「ふるさと村」横手焼きそばを食レポ、最後に「なまはげ」をバックに記念自撮りの後、7時間かけての帰路につきましたよ。
帰りの高速。
通り過ぎる稲穂の風景を見送りながら、おそらくここに来るのも(両親も自分も)最後かも知れんなぁ…。来られても、もう会われん人達も多かろうなぁ…などと、何とも言えない切ない感覚がどっと押し寄せてまいります。
そんな物憂いらんぞうの雰囲気を察してか、ZOZO次男がスマホから車のFMに昔懐かしい曲を飛ばしてきましたよ。
おっと!山下達郎?、そして尾崎豊からの米米クラブ、ブルーハーツ、うわー!オフコースですか…
イイとこ突いてくるねー。GOOD JOB!
らんぞうも調子にのって洋楽シリーズをリクエスト。
定番ビートルズからストーンズ、クラプトン、ドゥービー、イーグルス、クリムゾン、ロキシー等など♪
おかげでノリノリで運転。何せ時間はたっぷりあるので、ゆっくりと若き日のらんぞうハートを思い出しながら、ハイテンションのまま帰ってくることができましたよ。
ん?もしかして運転が面倒くさいZOZO男の策略にうまいこと乗せられたかな・・・などとも思いながら、
まあそれも成長ですかな。 善き善き・・・。
(今回はこれでおしまい。自虐ネタは無しです。)
(らんぞう)