114.『華道はじめました』

皆様ごきげんよう!

ペイ子です。

極寒の冬の中に春先のゆらぎが見え始める、梅がきれいなこの季節がやってきましたね~

皆様お元気ですか?

エネルギー満ち溢れている?

・・・うらやましい。春先ですものね。

ペイ子は先日も風邪をひきましたよ。まったく、年のせいか今年はよくかかっております。

でも、窓の外に降る雪を暖かいお部屋で眺めるのも悪くない、そんな風邪っぴき。

おうちの中で楽しめることもたくさんありますよね。

ペイ子、ここ数ヶ月で生け花を始めました。

職場の同僚たちに誘われて、月に何度かお昼休憩中お稽古です。

毎回「型」というテーマのようなものを決めて、季節の花材を加工し器や剣山を用いて表すのですが。

これがと~っても楽しいです!

集中しているので、少しの作業なのにあっという間に時間がたってしまいます。

慣れないうちは「型」は制約です。

「ここにメインのパーツを15°左前方向に立たせ、右前前方75°にサブパーツを立たせ・・・るのが○△×型のはず・・・

あ~剣山に刺す元が弱かった!倒れていく~!」というように。

しかし、その操作を順にしていくことに慣れてくると、「制約」が「イメージ」になっていきます。

「次はこの植物をこのように留めるそうすると、まるであいはなれていくように・・・感じる。うん、そうなった!あれ?案外この葉先のあばれがいいな~」というように。

同じ材料で同じ花型でいけるのに、同僚たちはまったく違うものを作っていました。作品を前に顔を見合わせてみな笑ってしまいます。

活ける動作が遅いわけではないのです、考えて色々動作を重ねているので、1本の枝を目的の動きするために時間が経過してしまっているのです(汗)!

もちろん先生の手直しもバンバン入ります!

・・・とこのように。お稽古中にうまくいかないことがほとんどですが!

帰宅後、家で活けなおすと、同じ花型をめざしても全く別のものになり新鮮であったり。

うっかり花材を放置していると、枝が根付いていて、土に挿して葉がしげるよう遊んでみたり。

ここ数ヶ月、ペイ子の自宅は季節の植物とそのエネルギーが充満しております。

正月には、五葉松とスカシユリと寒竹で花瓶に投げ入れをしてみました。

今日はラナンキュラスに黄葉てまりを剣山にさしてみました。

そうそう、毎年恒例の水耕栽培の水仙も花をさかせてくれています。

芽の息吹 自室に居てなお 染み入ります

にわかに風流ぶってみても、よろしいでしょうか。

生け花もぺいぺいのペイ子。