11. 「コーヒーのお話」by.副局長
はじめまして。副局長のTと申します。
実はコーヒーを扱う仕事をしておりまして、今日はそのコーヒーについて少しお話をしてみたいと思います。
コーヒー豆と言えば昔からご存知「モカ」「キリマンジェロ」「ブラジル」「ブルマン」なんかは定番中の定番ですよね。
最近はすっかり見なくなりましたが、当時私なんぞも昔ながらの喫茶店で「やっぱり香りはモカだよな」とか「キリマンの酸味は上品だね」などと、ろくに味もわからないくせに生意気にも語って悦に入ったものでした。
ところで最近「プレミアムコーヒー」なる、とても値段の高いコーヒー豆を扱うようになりました。
「プレミアムコーヒー」とは一体なんぞや?と思われる方もいらっしゃいますので、少しご説明しますと・・・ 『産地指定や希少性、物語のある』コーヒー・・ とでも言いましょうか。
ちょっと判りにくいですね。
例えば・・『セントヘレナ』コーヒー。
セントヘレナ島は、かのナポレオン1世が流刑になった絶海の孤島。
ナポレオンが幽閉中に島のコーヒーを称賛したことから評判になったものの、小さい島で収穫数も少なく、日本にもごく僅かしか輸入されていません。
なにせ1杯分10gで1000円、100gで10,000円ですよ!
こんなん買う人いるのかぁ? と思いきや、ある百貨店の特別販売会では「3kg頂くわ」と、30万円お買上になられたセレブな奥様もいたとか・・・。
もちろん私には、とてもとても手が届かず、その高貴な豆を味わったことはございませんが。(残念!)
あと「コピ・ルアック」や「ジャクーバード」という豆も人気ですね。
コピ・ルアックは映画「かもめ食堂」や「最高の人生の見つけ方」などにも出てきて、コーヒーマニア垂涎のレア豆ですね。ただ私にはちょっと抵抗があるのですが・・。
ご存知の方もいるでしょうが、豆の収穫の方法がちょっと変わっていて・・猫ちゃんや鳥さんの力(体?)を借りて収穫?するのです。えー・・興味のある方はどうぞ調べてみてくださいませ。
本当のところ値段や話題性もいいですが、それだけに惑わされずに、本当に良いコーヒーを見極める目を養いたいと思います。それにはやっぱり『本物に多く触れること、味わうこと』なのでは?
これってコーヒーも太極拳も一緒ですよね。
私もこの加藤先生のHPで「本物」に触れて、そして味わっていきたい。そう思っています!
副局長