皆様ごきげんよう。
昨夜ペイコの身に起こったオチのない事件のお話しにお付き合いくださるとうれしいです!
帰宅し梅酢ソーダ割りを飲みつつ窓を全開にしてテレビをつけましたら、何十年前?と思しき番組が再放送でやっていて大変懐かしい方がでていました。
宜保愛子さんです。
夏休みも終盤、終戦の日を迎えお盆の供花並ぶ頃になると、そんな話もはやりますね。
テレビ画面内の、提供された写真にうつる人間には黒い目隠し線加工がなされています。
解説者の声)
一家が庭先で団らんするひと夏の風景写真、
よ~~くご覧いただきたい・・・
(ペイ子数秒目を凝らして画面を見ます・・・)
(何も不思議は感じられません。)
画面下、縁側のガラス窓下部がクローズアップされます・・・
「ワァ~!キャー!」(テレビスタジオ内では悲鳴が上がっているようです。)
(ペイ子は何かを感じようと画面を凝視しつづけますが・・・)
解説者の声)
おわかりいただけただろうか。
ガラス戸下部分に、苦し気な女性の顔が浮かび上がっているのが。
「ワァァ~!!キャーキャー!!」(スタジオ内での悲鳴、続いています。)
(さらによーく画面を見ると、ガラス下部のゆがみ?に反射した外の景色と太陽光などが相まって、人の顔にみえなくも・・・ありません。)
テレビスタジオ内に画面が切り替わり、驚く女性タレント?を横に霊能力者の宜保さんがその写真画像をみながら解説します。
「この写真にうつる家は、元来お墓があった場所です。その後、この家が建てられたのです。
ガラスにうつる女性の霊は、その不条理さと苦悶を訴え、この家族団欒写真に現れたのですね。」
このような解説であったように記憶しています。
ブブー!
その時、テーブルの上にあるペイコのスマートフォンがLINE通知を知らせました。
確認すると、職場の同僚Kさんがテンション高めに。
「今、テレビで超怖いのやってる~★」
Kさん、宜保愛子さんなんて、リアルタイムでは見られないお年頃でしょうに。
ペイコお返事。
「宜保愛子さん、ひさしぶりに見ましたよ。」
ブブー!
「すみません、LINE送る相手間違っちゃいました汗」
「私、下ヨシ子世代なんで。」
霊能力者にも世代があるようです。
・・・今年は昭和93年です。
見えないものに気を配ろうと思います。
ペイコ。