○踢腿(ティートイ)は、軸足がしっかり安定していることが大事。
足を上げている時に、軸足の踵が動いていては、きちんと足が上がらない。
○B+をしっかり理解して動く
●攬雀尾で練習
①倒巻肱の定式→抱球・収脚の時の、軸を作るB+
②捋をして、後ろ足重心で手を開いている時はA→擠にいく時に、B+で軸足と同じ腰向きになる→体を正面の方に向けるためにもう一つB+をする→擠(2回B+をすることで、軸足の膝はつま先より内側に入らない)
③下按で後ろに坐る時は、后座の時と同じく膝をつま先方向に張り出してB+をする(B+をすることで、クワが詰まらずにきちんと後ろに坐れる)
*攬雀尾ではこの4ヶ所でB+が出てくる(これ以外にも、弓歩が完成する時の小さいB+もある)
○摟膝拗歩で、上歩した時の採の手の指先が後ろを向いていると、脇が詰まってしまうので注意する。
掌は床と平行より、小指側が少し下がっている方が、更に腰がゆるんで軸足に負荷がかかる。
○左琵琶勢~捋擠勢
左琵琶勢の定式→左手引き込んでくる時に右足はA→右手差し込むことでB+が起き、左足を左横に置き換える
○斜身靠の定式時の左手(拳)は、掌にした場合の座腕と同じかたち。
○摟膝栽捶の定式時、左拳は正中線近くで、自分の股関節の高さ位。
○転身推掌
●倒巻肱の定式→左足退歩した足
●転身推掌定式時の活歩した後ろ足
→どちらも、後ろ足のつま先は、前足の踵より横に10cm、後ろに10cm位の位置にくるのがよい。
(横は10cmより広くならない方がよい。後ろは10~15cm位でもよい)
*活歩は後ろ足で位置を決めるのではなく、正しい位置にくるようにきちんとした歩法(前足のAの引き込み)で動くことが大事。
○平雲手は、捋→翻掌で手を返すことで相手の腕の逆をとって、身動きがとれなくなった状態の相手を振り回す手法。