⚪︎手法の練習
・合わせる手法で、両手が合わさる時に萎えてしまわないように。
動いている中で、張っている力の強弱はあるが、張っている力がなくならないように。
⚪︎拍脚伏虎
<蓋歩(ガイブー)の練習>
・拍脚した足を収めたら、体の向きは拍脚した方向に残したまま、自然に足を下ろし、小指側が着地する→
(小指側が着いた足の)踵が着く時に、もう一方の足が床から離れる。(軽快に)
・拍脚した後、足を下ろす時に、体の向きが進行方向(上歩する方向)に向いてしまわないように注意する。
・小指側から着く時に、遠くに足を下ろそうとせずに自然に下ろす。
又、軸足とクロスしないように注意する。
・拍脚した足の小指側が着くのと同時に、もう一方の足を床から離さないように注意する。
(拍脚した足の小指側が床に着いてから、もう一方の足が床から離れる)
・蓋歩した後、横幅をとって上歩する。
・右の拍脚→左弓歩の打虎勢→左の拍脚に入る時、后坐のように後ろまで座らない。
ここでは左足を北東45度に扣脚するためにゆるめるだけでよい。
・白蛇吐信~右拍脚までの手法
白蛇吐信の定式→左手を前へ(左手が前にいくことで重心が前に移っていく)→左手を下に押さえるから右手が上がる→右手が前にいくから左手が後ろにいく→左手を体の横で張りながら右拍脚。
⚪︎捋擠勢
・穿抹(チュアンモウ)の手法は、引き込んできて、もう一方の手で相手の首を打っていく手法。
ただ手を回すだけでなく、打っていく勁が見えるように動作する。
・擠の時に、両手の掌が重ならないように。
又、前の手の手首が折れないように注意する。(指先が下を向いたり、手首が出っ張らないように)
⚪︎左搬攔捶
・(搬の前の)左拳がお腹の前で、相手を引っ張り込んでいる時に、左足を寄せない。
(ここで左足を寄せてしまうと、勁が終わってしまう)
⚪︎左搬攔捶~左掤捋擠按の眼法
・左搬攔捶の定式→左足に重心を移しながら両手を開く時は、左手の方向を見る→右手を見ながら右足に重心を移していき、抱球・収脚。
⚪︎肘底捶
・定式にいく時に、総合太極拳のように左手の劈掌(ピーザン)だけで動作をせずに、身法を使って動作する。
跟歩する時は、体は(軸足に対して)左斜め方向を向いている→跟歩したら、体は少し右斜め方向を向きながら左手を差し込む→左足踵が着いて、両手を合わせる→定式。
⚪︎転身推掌
・倒巻肱の定式→左足を退げる時に、右足の後ろへ退げないように注意する。
その後の右足扣脚した時に、(推掌する方向に対して)右足のつま先より左足のつま先が極端に後ろに入ってしまうと、足の前方に重心がかかってしまい、前につんのめるような感じになってしまう。
右足扣脚した時に、右足のつま先より左足のつま先が少し出てる位だと、後ろから押されても踏ん張れる。
⚪︎白蛇吐信
・擺歩(バイブー)は、体を進行方向に開いてから、軸足の土踏まずの前に足を出す。(攻める足)
体を開く前に足を出すと、足がクロスしてしまい、その後正しい歇歩にならない。
⚪︎左撇身捶
・(打ち出す前の)両手をお腹の前で合わせる時は、低い位置で合わせる。
おへそより上だと肩が上がってしまう。
低い位置から、肩を支点に大きな弧を描いて打っていく。
・お腹の前で合わせた右手は、左手を打ち出す時に位置を動かさない。
・定式では、拳の一番高い所が目の高さ。
・弓歩は広い横幅はいらないが、左右の足が重ならないように注意する。
・定式で、打ち出した左手(拳)は、弓歩の左足つま先・膝と同じ方向。