⚪︎基本練習の時は、重心移動は100%軸足に重心を移すくらいしっかり練習する。
又、何となくやらずに、足裏の状態をしっかりと感じ取りながら練習する。
⚪︎側行歩
・足を出す前、寄せる前に、移ってきた重心を落とし込む(虚の足が軽く上げられるくらい)→足を出す、寄せる→しっかり落とし込まれている状態で、踏み押さえていくことによって、重心が移動していく。
・足を出す時、寄せる時に軸足の膝がゆれないように。
その前の重心移動が正しくないと揺れてしまう。
⚪︎進歩
・基本練習では、后坐した時に前足が軽く上げられるくらい、しっかりと後ろに座れるように。
(前足を上げるために、少し重心を移してから上げたり、上げる時に力が入ったりした場合は、しっかりと後ろに座れていない)
・弓歩~后坐への動き出しで、重心が中間地点に移動するまで、前足の膝は動いてはいけない。
(膝が後ろに動いてしまうと、後ろの胯がつまってしまい、后坐した時に膝が内側に入ってしまう)
又、正しい弓歩から動き出すことが大事。
・弓歩~中間地点まで、前膝を動かさずに重心移動する練習を、壁を使って練習してみる。
壁に向かって弓歩を作る。
前足のつま先を壁に付け、膝も軽く触れるくらい付ける。(壁に寄りかかるように、膝が壁に強く押し付けられたりしないように)
前膝を固定させた状態で、前足を踏み押さえると、前胯が開き、それが後ろの胯にも伝わり、後ろの胯も開き、後ろ膝はつま先方向に少し動く(曲がる)変化が出る。
又、腰はゆるみ、上体がまっすぐになる。
・上歩してから、ただ重心を前足に移しただけで終わらずに、しっかりと弓歩の定式を作る。
上歩→後ろ足を踏み押さえることで重心が中間地点に移動する(後ろ足B)→中間地点を過ぎると、その力の継続で、前足の胯関節の引き込みが始まる(前足A)→前足に7割重心が移ったら、(足裏を踏み押さえながら)前膝をつま先方向に張り出すことで、前胯が開き、それが後ろの胯にも伝わり、後ろの胯も開き、両足に円トウができ、弓歩が完成する。