第三回2013.12.23(月) 【準備運動・扣脚・左摟膝拗歩~左単鞭・左搬攔捶・斜身靠 etc.】
○準備運動
●手を伸ばしての肩回しは、後ろから前に回すのはあまりやらない方がよい。
○扣脚
●扣脚は、その後の動作の方向性が関係してくるので、しっかりと決められた角度に扣脚するようにする。
そのためには、足先で扣脚の角度を作ろうとせずに、眼→腰→足の動きによって正しい扣脚が起きるようにする。
●扣脚する前に、動き出しで腰がゆるんで重心が中間地点になった時に、扣脚する足の重心を踵に乗せるようにする。(つま先は着いていても軽くしておく)
○左摟膝拗歩~左単鞭
●左摟膝拗歩(定式)→目線を西の方向に向けて、右手を開いていく→左足は西南45度に扣脚できる
(この左足はこの後の右弓歩の後ろ足になるので、45度に扣脚する。
45度以上入ってしまうと、弓歩になった時に窮屈になる。)
●右弓歩→平雲手→右足扣脚の時は、南(起勢の方向)に扣脚する。
この時の扣脚は甘くなりやすいので、目線と腰向きを南の方向にしっかり向ける。(手は正中線の前)
○左搬攔捶
●捋擠勢(定式)→左手を東の方向に張り出す。
この時重心は右足で、右足つま先を東南60度に開く。
(右足を60度に開くことで、左手が東の方向に張れる)
○斜身靠
●左掤捋擠按(定式)→左足の扣脚は南の方向より少し内側に入れる。
○斜身靠~肘底捶
●斜身靠(定式)→右足の扣脚は南西45度の方向。(目線と体の向きも同じ方向)
○拍脚伏虎~左撇身捶
●拍脚伏虎(定式)→右手を上に張ることで腰がゆるむ(重心は中間地点)→右手引き込む→左手差し込む(目線と左手差し込む方向は東北45度の方向。重心は左足)→右足は東南45度に扣脚→左手をその場でもう一つ張ることで、重心が右に移動する(左手で壁を押すように張る)
○虚歩圧掌~独立托掌
●虚歩圧掌(定式)→(実の手である)左手を張る→右手で托掌
(左手で払う→右手ですくい上げる→右膝で蹴る動作)
○如封似閉
●両手を横にふくらむようにして開いたら、下按の様に下に押さえる意識ではなく、手を返す意識。
(手を返すために、少し手が下に動く)