会の歩み

山中比叡平九条の会 の歩み  (10年目を迎えて)

 九条を中心に憲法を「改正」しようとする大きな動きが台頭した2004年に、

大江健三郎氏ら九氏が「日本国憲法を守る一点で手をつなぎ、改憲を阻むために

一人ひとりが出来る努力を今すぐ始めよう」と「九条の会」結成を全国に呼びか

けました。

 2005年山中比叡平地域でも、有志による結成準備が呼びかけられ、準備会

会合(会の性格、目標など原案作成)を経て、呼びかけ人代表4氏・賛同者46

名の発起で、同年11月7日に結成総会を持ちました。

 総会で代表委員3名(現在4名)、運営委員15名を選任。会員制は採らず集

会参加、寄付、署名集めなど何らかの形で協力いただいた方をメンバー(協力・

賛同者)として登録させてもらい、カンパを基本に運営してきました。

■政治的立場や信条の違いを前提に「憲法九条守る」一点で力を合わせる、

■手作り「草の根運動」

を基本に、住民の皆さんとの接点を大切に取り組んできました。

主な取り組みは、11月の総会(音楽とお話のつどい)、3~4月の三井寺など

観桜と法話、5月の滋賀憲法集会への参加、、夏の映画(DVD)観賞 平和ミュ

ージアム訪問、資料展、等 年3~4回の企画を9年間続けてきました。

 2012年には県平和祈念館オープンに併せて資料・パネルを借りだし「平和を

考える滋賀の戦争」展示会を開催、住民の皆様からも貴重な戦争資料が寄せられて

展示しました。この取り組みはNHK「おうみ発610」でも放映されました。

 運営委員会はほぼ毎月開催しています。公開(メンバーならだれでも参加し意見

を述べられる)、一致点運営を原則にしています。

 現在の構成は、おおよそメンバー160名 120世帯(全世帯の約1割)です。

 広報は、メンバー対象に「運営委員会報告」を年3回前後配布。総会や取り組み

案内・報告など「会報」は年2回程度全戸配布しています。これらの広報物は、20

12年春以降インターネット上にも掲載しています。

 いろいろ工夫しているつもりですが参加者が固定する傾向、若い方の参加が少な

いなどマンネリ傾向の克服が課題になっています。

 大津市内九条の会の交流が進みだし、滋賀県レベルに広がることが期待されます。

                                 2014・11・16

第16回総会時点の補足

  現在の構成はおおよそメンバー160名、125世帯(全世帯の1割)を維持。

役員は顧問 1名、代表委員 2名、運営委員 7名、会計監査1名、協力委員5名 となりました。

                                2023・6・18