札幌市南区・Kさん宅

自然環境を楽しむ北の沢の家

眺望のよさがよくわかる。玄関の扇形のようなコンクリート部分は彩色する予定。色の選び方で雰囲気がずいぶん変わりそうだ。

居間から食堂と台所を望む。

人がワイワイ集まれるようにアイランドキッチンを選んで大正解。

スキップフロアの開放的な空間。

木をたくさん使いながらカントリー風ではなく、洗練した雰囲気。

階段でぐるりと1周できるようになっているが、これには子供も大喜び。

4つの小さな窓が部屋に表情を与えている。ロフトはご主人の書斎。

ドアを赤に決めていたので、外観はそれに合わせて。奥さんいわく「砂漠の夕日の色」なんだそう。

居間からの眺めがバツグンにいい。晴れた日には恵庭岳や樽前山も見える。

右手の木の列柱で光が行き来する空間が生まれた。

無駄な色のないトイレ。

鏡やコンセントボックスは急がずに、好きなものだけを集めた。

夫婦寝室。間接照明が効果的。

洗面所にシャンプードレッサーは使わないと決めていた。それぞれの場所に、しっかりとした主張をしている。

外観全景。

アプローチの様子。

玄関前の扇型部分に青く彩色。

家族構成/夫婦30代、子供2人

■建築データ

構造規模/木造2階建、敷地面積/232.79 ㎡、延床面積/163.35 ㎡(49.50 坪)〜物置車庫RC造部分除く、またカーポート(17.4 ㎡)除く、用途地域/第一種住居専用地域

<外部仕上>基礎/鉄筋コンクリートモルタル刷毛引、外壁/モルタル刷毛引、外部建具/木製トリプルサッシ(Low-Eガラス)、屋根/長尺カラー鉄板・アスファルトルーフィング

<特徴的な内部仕上>床/ノッティパインフロア、壁・天井/ウォールペンキ仕上げ・一部板張り

<断熱仕様>1階床下/グラスウール16 kg 200 mm、外壁/グラスウール16 kg 100 mm、小屋裏/ブローイング18 kg 300 mm

「リプラン 33号(1996夏)」、「リプラン 34号(1996秋)」掲載