岩見沢市・Nさん宅

子供ものびにび育つ大空間の岩見沢の家

「広大な北海道にふさわしい外観のデザイン」という考えから三角屋根を採用、敷地に余裕のない北側はスノーストッパールーフとし、雪が落ちないよう配慮。

居間方向から階段の見下ろし。玄関からスキップフロアを採用して変化を付けています。

入り口側から居間全景を望む。吹き抜けのある2階居間は、有害な化学物質が発生しないように内装はビニールクロスを使わず、コンパウントウォールペンキ塗り。

床の質感と壁のさわやかさ。天井の広がりなど気持ちよい印象。

2台の蓄熱式暖房機を設置した床下空間。床下空間を上手に利用した半パッシブな電気暖房。

2台の蓄熱式暖房機を設置した床下空間。床下空間を上手に利用した半パッシブな電気暖房。

家族構成/夫婦30代、子供3人

■建築データ

敷地面積/330.60 ㎡、建築面積/96.19 ㎡、延床面積/173.90 ㎡

<外部仕上>基礎/鉄筋コンクリート布基礎厚さ150 mm、外壁/ラスモルタル(バラ板)塗り・リシン吹付、屋根/長尺カラー鉄板横葺(一部スノーストッパールーフ)+アスファルトルーフィング、外窓/木製窓SPウインドウ(BL認定品)、玄関戸/ヘムセ木製断熱玄関ドア・パイン、ポーチ床/ツーバイ材

<断熱仕様>基礎/スタイロフォーム75 mm、2階床(玄関)/細繊維グラスウール16 kg 200 mm、外壁/細繊維グラスウール16 kg 100 mm、小屋天井/細繊維グラスウール16 kg 200 mm(ブローイング)+スタイロフォーム15 mm

<内部仕上>床/ノッティパイン、壁/ウォールペイント、天井/パームボード

「リプラン 41号(1998夏秋)」、「健康住宅づくりIESU 24号(1998)」掲載