mbedというのは、オンラインの統合開発環境(IDE)です.
わたしが使った経験のあるIDEはローカルPC上で動くアプリでしたが、クラウドのIDEはなにかと便利ですね.
しかしデメリットもあるように思います.
開発したprogramがmbed提供会社に筒抜けになってしまうので、業務上の利用はキツいんじゃないでしょうか?
mbedを初めて起動する
NucleoをUSBケーブルでPCへ繋ぎます.
デバドラがインストールされると、NODE_F401REというストレージが出現しました.
そのストレージを開くと、mbed.htm というファイルが自分を開いてくれと云わんばかりに在ります.
開いてみよう.
mbedのアカ取り
mbedのサイトが開きます.signupメニューでアカウントを取ります.
ハードウエア選択
今後使うであろうmbedのTOPページはここだと思います. https://developer.mbed.org/
mbedに対応しているハードウエア(=ARM CPU基板)は多数存在するので、プリント基板をセレクトします.
Hardware→Boardsをクリックします.
Nucleo-F401REをクリック.
Add to your mbed compilerをクリック.
compilerボタンをクリック.
IDE画面の右上にnucleo-F401RE が表示されるはず.
nucleo-F401REが表示されない場合は他の基板がセレクトされてしまっているので、クリックすると、このようなポップアップ画面が出るはず.
それで改めてNucleo-F401REをセレクトすればOKだと思う.
projectをインポート
IDEに世界中の誰かが作ったprojectを追加します.
インポートをクリック.
プログラムタグをクリック.
インポート数をクリック.
590ページものプログラムリストが表示されます.多すぎて選べません(汗).
「LED blink」で検索してみる.
7ページに絞られたがそれでもたくさんありすぎ.
とりあえず1つを選んでみる.
どうやら追加されたようです.
compileとFLASH焼き
compileをクリック.
compileが正常終了すると、生成された.binファイルが自動的にdownloadされます.
downloadされた.binファイルを、NODE_F401REストレージにドラッグ&ドロップします.
これだけで、NucleoのFLASHが焼かれて再起動されるようです.
LEDが点滅するようになります.
これはお手軽で便利ですね.