遅ればせながら、今年度のリーグ戦の結果を報告させていただきます。
【男子部 (Ⅳ部Aブロック)】
第Ⅰ週 対 東京薬科大学
先攻 本学 87中 対 後攻 東京薬科大学 43中 よって本学の勝ち
第Ⅱ週 対 東京海洋大学
先攻 本学 110中 対 後攻 東京海洋大学 63中 よって本学の勝ち
第Ⅲ週 対 駒澤大学
先攻 本学 91中 対 後攻 駒澤大学 64中 よって本学の勝ち
第Ⅴ週 対 玉川大学
先攻 本学 99中 対 後攻 玉川大学 85中 よって本学の勝ち
4勝0敗よって入れ替え戦へ
入れ替え戦 対 一橋大学
先攻 本学 103中 対 後攻 一橋大学 80中 よって本学の勝ち
よってⅢ部昇格(的中率61.2%)
【女子部 (Ⅲ部Aブロック)】
第Ⅰ週 対 東京理科大学
先攻 本学 39中 対 後攻 東京理科大学 31中 よって本学の勝ち
第Ⅱ週 対 一橋大学
先攻 本学 30中 対 後攻 一橋大学 30中 よって一手競射へ
一手競射
先攻 本学3中 対 後攻 一橋大学5中 よって本学の負け
第Ⅲ週 対 創価大学
先攻 創価大学 46中 対 後攻 本学 37中 よって本学の負け
第Ⅳ週 対 東京都立大学
先攻 本学 30中 対 後攻 東京都立大学 36中 よって本学の負け
1勝3敗よって順位決定戦へ
順位決定戦 対 東京理科大学
先攻 東京理科大学26中 対 後攻 本学39中 よって本学の勝ち
よってⅢ部残留(的中率43.2%)
【男子主将コメント】
こんにちは、第64期主将の山中秀哲です。今年度男子部は、四部リーグ優勝・三部リーグ昇格を目標に一年間活動してまいりました。結果は、全試合14本以上差をつけた全勝での四部リーグ優勝、一位通過で入れ替え戦に臨み、一年間数値目標として掲げていた160射100中を上回る103中で勝利を収め、男子部半世紀ぶりの三部リーグ昇格を果たしました。
私たち幹部は、『リーグ昇格』という大きな目標達成のためにどのような施策が必要か、議論を重ねてきました。合練メニューの変更、練習試合の組み方、選手練習の導入、自主練管理制度の導入、ミーティングの導入、遅延再生装置の導入や的中率の可視化など、一年間で勝てるチームを作るべく様々なことにチャレンジをしました。すぐには効果はあらわれませんでした。しかし、信じて続けていると、私たちの思いに応えるかのように選手の的中率がのびはじめ、7月ごろは160射90本中ればよいほうだった的中が、リーグ戦直前には、90本を超えるのが当たり前となり、目標である100中を超えることも珍しくなくなりました。このような的中による部員の後押しもあり、リーグ戦一戦一戦が非常に楽しく、順風満帆な2ヶ月間を過ごすことができました。
今回のような素晴らしい成績を収めることができたのは、最後までついてきてくれた部員や支えてくださった方々のお力添えがあってのことだと考えております。一年間本当にありがとうございました。
今年培った実力と自信が、来年・再来年へとつながり、本部は一層強い弓道部となることを確信しております。今後とも変わらぬご支援のほどよろしくお願いいたします。
【女子責任者コメント】
こんにちは。令和4年度女子主将の西田里穂です。
今年度は、的中だけでなく射技の向上・正射の追求を部活運営の軸に据え、選手層の育成と部全体の的中率・射技の底上げに取り組んでまいりました。合練形式やメニューを大幅に変更し、部員自らが的中のメカニズムや自己の射を客観的・論理的に分析するよう意識改革を行ったことが、リーグ戦での選手層の厚さに繋がったと考えております。リーグ戦では予想以上の苦戦を強いられましたが、なんとかⅢ部に踏みとどまることができました。
「目に見える結果」が求められる大学弓道ならではの壁に何度も直面し、的中と正射の二兎を追うことに限界を感じたり、部員間のモチベーションの差が大きく開いたりしたこともありましたが、部員同士が切磋琢磨しつつも支え合える温かい部活を作ることができたのではないかと感じております。ひとえに、諸先生方、OBOGの皆様、大学関係者の方々のご尽力、そしていつもそばで支えてくれて、ついてきてくれた部員のおかげです。改めて心より感謝申し上げます。
来年度も、さらなる上智大学弓道部の発展に向けて精進いたしますので、引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
令和4年度女子主将 西田 里穂
こんにちは。
令和4年度女子主将兼女子主務の原田真奈です。
今年度は、昨年度先輩方のおかげで昇格することができた三部に残留することを目標に練習を重ねてきました。
年間を通した方針として、単に的中率の向上を図るだけでなく、長期的に強いチームであれるように「モチベーションの向上」と「正射の追求」を掲げ、この2軸に基づいて様々な施策に取り組みました。
その結果、リーグ戦は順位決定戦までもつれ込みましたが、なんとか勝利を勝ち取り三部残留を決めることができました。
私たちの掲げた目標は結果が目に見えるものではありませんでしたが、チームはこの一年間で着実に力をつけることができました。この一年間で伸ばした根が、来年再来年に大きな花を咲かせることを祈っております。
最後になりますが、この一年間支えてくださった部員の皆さま、変わらぬご支援をくださったOB・OGの皆さまや関係者の方々、ありがとうございました。今後とも上智大学体育会弓道部をよろしくお願いいたします。