業績
1）学術論文
【査読あり】
岩谷舟真・村本由紀子. 多元的無知の先行因とその帰結：個人の認知・行動的側面の実験的検討. 社会心理学研究第31巻2号, 2015年11月, 101-111.
岩谷舟真・村本由紀子・笠原伊織. 評判予測と規範遵守行動の関係：関係流動性に着目して. 社会心理学研究第32巻2号, 2016年11月, 104-114.
岩谷舟真・村本由紀子. 多元的無知の先行因についての検討－他者の選好推測に注目して－. 実験社会心理学研究57巻1号, 2017年8月, 29-41.
岩谷舟真・村本由紀子. 規範遵守行動を導く２つの評判: 居住地の流動性と個人の関係構築力に応じた評判の効果. 社会心理学研究第33巻1号,2017年8月, 16-25.
岩谷舟真・正木郁太郎・村本由紀子. 労働市場における個人のパフォーマンスと流動性の関連について：組織風土・移動コストの調整効果に着目して. 経営行動科学第31巻3号, 2020年3月,101-116.
本田秀仁・岩谷舟真・大瀧友里奈・植田一博. ナッジvs. ブースト： 人/人々はより合理的になれるのか？. 認知科学第29巻3号, 2022年9月,390-403.
【Proceedings】
2）学会発表
【査読あり・ポスター発表（海外）】
Iwatani, S., & Muramoto, Y. An experimental investigation on the antecedent conditions of pluralistic ignorance. The Joint Conference of the 11th Association of Social Psychology and 52nd Annual Convention of the Psychological Association of the Philippines. Cebu. August. 2015
Iwatani, S., & Muramoto, Y. Antecedent conditions of pluralistic ignorance: An experimental investigation on preference estimation and normative behavior. The 31st International Congress of Psychology 2016. Yokohama. July. 2016
Iwatani, S., & Muramoto, Y. The Effects of Relational Mobility on Reputation Estimation and Normative Behavior. The 23rd Congress of the International Association for Cross-Cultural Psychology 2016. Nagoya. July. 2016
Iwatani, S., & Muramoto, Y. The asymmetric perception of fairness on vicarious retribution between the retaliator and the retaliated. The 12th biennial conference of Asian Association of Social Psychology, Auckland, New Zealand. August. 2017
Iwatani, S., & Muramoto, Y. Trust and Harmony-Seeking Orientation as Key Factors of Cooperation. The 19th Annual Convention of the Society for Personality and Social Psychology, Atlanta, USA. March. 2018
Iwatani, S., Takahashi, K., & Muramoto, Y. Social mobility and the fear of bad reputation. The 29th International Congress of Applied Psychology, Montréal, Canada. June. 2018
Iwatani, S., Hasegawa, A., Muramoto, Y., Masaki, I., & Imashiro, S. Effects of Social and Individual Mobility on Reputation Estimation. The 13th biennial conference of Asian Association of Social Psychology, Taipei, Taiwan. July. 2019
Iwatani, S., Honda, H., Otaki, Y., & Ueda, K. Reducing the illusion of explanatory depth: A new approach to boosting intervention. CogSci2020, Montreal, Canada. July. 2020
Iwatani, S. & Muramoto, Y. The effect of individual mobility on the motivation to avoid reputation loss among ingroup and outgroup members. 2022 Annual Convention of the Society for Personality and Social Psychology, Virtual, Feb 20, 2022.
Iwatani, S. & Muramoto, Y. Even those who perceive COVID-19 as low risk engage in infection prevention behavior in Japan: COVID-19 infection prevention behavior as a social norm. the 45th Annual Conference of the Cognitive Science Society, Sydney, July 27, 2023.
Enomoto,K, Kawada,A., Uematsu,K, Iwatani,S., Kawajiri,T., Watamura,E., & Muramoto,Y. Effects of place attachment and perceived benefit-cost of community involvement on participation in crime prevention activities in a Japanese urban community. the 31st International Congress of Psychology 2016. Yokohama, Japan July. 2016
【査読あり・口頭発表】
岩谷舟真・正木郁太郎・村本由紀子.大学生の集団規範獲得過程に関する調査研究(1). 日本グループ・ダイナミックス学会第61回大会. 東洋大学. 2014年9月6日-9月7日
岩谷舟真・正木郁太郎・村本由紀子.大学生の集団規範獲得過程に関する調査研究(2). 日本グループ・ダイナミックス学会第62回大会. 奈良大学. 2015年10月11-12日
【査読あり・ポスター発表（国内）】
岩谷舟真・綿村英一郎. SNS利用における非対称な認知が促す関係継続. 日本グループ・ダイナミックス学会第64回大会. 東京大学. 2017年9月30日-10月1日
岩谷舟真・長谷川明紀・村本由紀子・正木郁太郎・今城志保. いかなる場合に規範逸脱の発覚可能性は高く見積もられるか 集団サイズと社会の流動性に注目して. 日本グループ・ダイナミックス学会第66回大会. 富山大学. 2019年10月19日-10月20日
【査読なし・口頭発表】
岩谷舟真・相田直樹・村本由紀子. 多元的無知のメカニズムとその帰結. 日本社会心理学会第55回大会. 北海道大学. 2014年7月26日-7月27日
岩谷舟真・笠原伊織・川尻知弥・榎本かおり・綿村英一郎・村本由紀子. 地域活動への参加を促進する要因－流動性に着目して－. 日本社会心理学会第56回大会. 東京女子大学. 2015年10月31日-11月1日
岩谷舟真. 暗黙のルールは如何にして維持されるか －多元的無知の観点から－. 第３回東京法と心理研究会. 日本大学. 2015年12月12日
岩谷舟真. 多元的無知の生起についての実験的検討. 新・社会心理学コロキウム, 2016年11月25日, 東京大学
岩谷舟真. 多元的無知についての実証的研究－社会的認知・関係流動性・社会階層－. 第451回関西社会心理学研究会. 関西学院大学大阪梅田キャンパス. 2018年1月27日
岩谷舟真・本田秀仁・大瀧友里奈・植田一博. 意思決定能力をブースト するための介入方法： 説明深度の錯覚に着目して. 2020年度人工知能学会全国大会（第34回）. オンライン開催. 2020年6月9日-6月12日（6月11日発表）
【査読なし・ポスター発表】
岩谷舟真・村本由紀子. 地域活動への参加を促進する要因（２）－流動性に着目して－. 日本社会心理学会第57回大会. 関西学院大学. 2016年9月17日-9月18日
岩谷舟真・村本由紀子. 集団内地位と規範遵守行動の関係についての実験的検討. 日本社会心理学会第58回大会. 広島大学. 2017年10月28日-10月29日
岩谷舟真・村本由紀子・小泉喜之介・芹澤鮎子・栗本真奈. 多元的無知の維持メカニズム 逸脱者罰と関係流動性に着目して. 日本社会心理学会第59回大会. 追手門学院大学. 2018年8月28日-8月29日
岩谷舟真・正木郁太郎・村本由紀子. 個人の社会的価値と流動性の関係、および組織風土の調整効果. 日本心理学会第82回大会. 仙台国際センター. 2018年9月25日-9月27日
岩谷舟真・長谷川明紀・村本由紀子・正木郁太郎・今城志保. 企業サイズとその関係流動性が評判低下予測に与える影響. 日本心理学会第83回大会. 立命館大学. 2019年9月11日-9月13日
岩谷舟真・長谷川明紀・村本由紀子・正木郁太郎・今城志保. 「不人気な規範」の維持メカニズムについての検討－流動性に着目して－. 日本社会心理学会第60回大会. 立正大学. 2019年11月9日-11月10日
岩谷舟真・村本由紀子. 評判低下予測と感染予防行動の関連関係流動性の調整効果に着目した検討. 日本社会心理学会第63回大会. 京都橘大学. 2022年9月14日-9月15日
3）助成金等
2015年 2015年度日本グループ・ダイナミックス学会 アジア社会心理学会発表支援
2015年 2015年度日本心理学会 国際会議等参加旅費補助金 (50,000円）
2015年 2015年度株式会社ビデオリサーチ 大学院生支援プログラム「地域ボランティア活動への参加プロセス ―関係流動性の視点から―」
2016年 布施学術基金学術奨励費
2016年 2016年度 科学技術融合振興財団 補助金助成 「集団間対立のメカニズム－囚人のジレンマを用いた検討－」(82,000円）
2016年 日本学生支援機構第一種奨学金 特に優れた成績による返還免除 (2015)
2016年 2016年度日本社会心理学会若手研究者奨励賞, 日本社会心理学会, 2017年1月.
2017年 日本学術振興会特別研究員奨励費「多元的無知状態で規範が維持されるメカニズムの解明－社会の流動性に着目して－」(1,900,000円）
2021年 研究活動スタート支援「ナッジの有効性の再検討：個人の情報処理スタイルや社会環境に着目して」（2,470,000円）
2023年 若手研究「デフォルト・ナッジの倫理的側面についての再検討：個人の情報処理スタイルに着目して」（2,990,000円）
2023年 研究成果公開促進費（学術図書）「多元的無知――不人気な規範の維持メカ ニズム」（1,700,000円）
4）受賞歴
2016年9月 2016年度日本社会心理学会論文賞（奨励論文賞）
2018年8月 2018年度日本社会心理学会論文賞（奨励論文賞）
2018年9月 2018年度日本グループ・ダイナミックス学会優秀論文賞
5）アウトリーチ活動
岩谷舟真. しがらみと日本人. 東京大学第67回駒場祭企画「10分で伝えます！東大研究最前線」. 東京大学. 2016年11月
岩谷舟真. 対立の心理学. 東京大学第90回五月祭企画「10分で伝えます！東大研究最前線」. 東京大学. 2017年5月
岩谷舟真. 分断を心理学する（できるのか？). 東京大学第68回駒場祭企画「10分で伝えます！東大研究最前線」. 東京大学. 2017年11月
岩谷舟真. 少子化の心理学：動物の視点から考える. 東京大学第91回五月祭企画「10分で伝えます！東大研究最前線」. 東京大学. 2018年5月
岩谷舟真. 村八分の心理学：■■経験のもたらすもの. 第69回駒場祭企画「10分で伝えます！東大研究最前線」. 東京大学. 2018年11月
岩谷舟真. 感染予防と社会心理. UTalk. オンライン開催. 2022年4月9日