生ワクチン ¥9,000(税込)
MRワクチン(麻疹風疹混合ワクチン) ¥12,000(税込)
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風疹(三日はしか)は、風疹ウイルスによっておこる急性の発疹性感染症です。
潜伏期間は2-3週間で、発熱・赤い発疹・首のリンパ節の腫れが特徴の病気です。
熱が出ないことも多く、風邪に似た症状で普通は3日程度で治ります。
風疹に一度かかると、大部分の人は生涯風疹にかかることはありません。
また、 風疹は「不顕性感染」といって 、明らかな自覚症状がないまま感染してしまっている場合があり、知らないうちに抗体を獲得している場合もあります。
風疹は妊娠20週頃まで(特に妊娠初期)の方がかかると、胎児に風疹ウイルスが感染し、胎児に先天性障害が出る可能性があります(先天性風疹症候群)。
妊娠前に2回(子供の頃も含めて)の予防接種をうけることによって、成人女性なら妊娠中に風疹にかかることを予防し、または妊婦以外の方(男性)が妊婦に風疹をうつすことを予防できます。
風疹ワクチンは,生ワクチンです。生ワクチンは、胎児への影響を考慮して、妊娠中はワクチン接種が出来ません。そこで妊娠前の接種をお勧め致します。
接種する場合には、妊娠していない時期(生理中またはその直後がより確実ですが、あらかじめ1か月間避妊してからが良いとされます)にワクチン接種を行い、その後2ヶ月間の避妊が必要です。
男性のこと
平成28年度の感染症流行予測調査によると、30代後半~50代の男性の5人に1人が、20代~30代前半の男性の10人に1人が、風疹の免疫を持っていませんでした。男性が風疹にかかると、妊娠中の女性が近くにいた場合、風疹をうつし、その赤ちゃんが先天性風疹症候群となって生まれる可能性があります。自分と家族、そして周りの人々を風疹とその合併症から守り、生まれてくる赤ちゃんを守るために、これまで風疹の予防接種を受けたことがない場合は、成人男性も可能な限り早く接種をうけるようにして下さい。
仙台市では、風疹抗体価の低い方へのワクチン接種促進を図り、先天性風疹症候群の発生を防止するために、風疹抗体検査を無料で実施しています。 → 仙台市助成
抗体検査を受け、十分高い抗体価があることが確認された場合には、予防接種を受ける必要がなくなります。しかし、抗体価が低い場合(一般にHI抗体価が16以下の場合)は予防接種が必要と考えられます。