当時、東京中板橋のBarで時々歌わせてもらってたんだけど、酔っ払って弾くので、高校生から使ってたMorris Tornadoは壊れたら嫌だなあと思って、激安のアコギを買いました。確か9,800円とかだったような。なのにトップ材は単板スプルース、ボディバックとサイドはマホガニーというなんとも本格仕様。でも音はこもり気味、つまり気味。さらにナットの滑りが悪いせいか、チューニングしてたら漫画のようにペグが吹っ飛びました(笑)。フレットもギザギザしてて。なので、つくばのMusic plantでナット、サドルをオイル漬けの牛骨に、フレットもすり合わせしてもらい、音もクリアになる方向でチューニングしてもらいました。すると、なんともいい感じのギターに生まれ変わりました。結局改造に2万円以上かかったのと、ハードケースも高かったので、安物を買った意味はあまりなくなりましたが、唯一無二のギターに仕上がって大満足です。
中板橋のBarではかなり使い込みました。その後、新たなアコギとの出会いにより、ほぼ使わなくなり、Wilshireと同様に、海鮮や辰海(地図)に寄贈しました。こちらもぜひ弾いてみてください。こだわりの音がします。