鹿児島中央駅または天文館から鹿児島大学へのアクセス:
市電(路面電車) を利用しましょう。「唐湊[とそ](小牧建設前)」電停で下車すると理学部に最も近いです。鹿児島中央駅から唐湊まで、10分程度です。
料金はどこからでも定額170円です。一般的なバスと同様に降車時に支払うシステムです。Suica等は使用不可です。クレジットカードのタッチ決済が利用できます。千円札のみ車内で両替ができます。5千円札・1万円札・2千円札しか所持していないととても困ります。鹿児島限定の交通ICカード「ラピカ」というものがありますが、短期滞在の場合は役に立ちません。
市電は5-10分間隔で動いています。時刻表は参考にならないので確認する必要はありません。
鹿児島中央駅から鹿児島大学まで、徒歩で約30分です。歩いてもOKです。市電の線路に沿って一本道です。
鹿児島中央駅と鹿児島大学の間の電停は次の通り: 鹿児島中央駅前 -- 都通[みやこどおり] -- 中洲通 -- 市立病院前 -- 神田[しんでん] (交通局前) -- 唐湊 [とそ] (小牧建設前) 。次の 工学部前 でも可。
鹿児島大学方面に行く際、「市立病院ゆき」の電車は市立病院前電停で止まるので、それ以外の電車に乗ってください。誤って乗ってしまった場合は、市立病院前電停から鹿児島大学まで5分程度歩くと良いでしょう。
反対に鹿児島中央駅方面に行く際、「神田ゆき」の電車は神田電停で止まるので、それ以外の電車に乗ってください。
鹿児島空港から鹿児島市街地へのアクセス:
鹿児島空港連絡バスの利用以外にほぼ選択肢はありません。片道1500円。乗車前に切符を買います。クレジットカードのタッチ決済が利用できます。10-20分間隔で運行しており、空港から鹿児島中央駅までは約40分です。天文館へも行きます。5分以上遅れたりすることはほぼなく、時間に正確です。
予約は不可で、並ぶ必要があります。稀に満員となり、次のバスを待つ必要が生じます。
バス停留所は、空港から乗る場合は案内に沿ってすぐ見つかります。鹿児島中央駅から乗る場合は、降車場と同じです。天文館の場合は、ウェブページをご覧ください。
タクシーの利用は現実的ではありません。多分1万円以上します。JRの駅も近くないです。鹿児島空港に飛行機が到着するのが夜の場合は、速やかにバスで移動しましょう。
宿泊場所について:
特にこだわりが無ければ、鹿児島中央駅周辺か天文館のホテルを利用しましょう。中央駅周辺の方が大学にも近く、空港へのアクセスにも便利ですので、迷った場合はこちらにしましょう。天文館周辺で遊びたい場合は天文館のホテルも良いです。天文館と中央駅は、市電の利用で10分ちょっと、歩いて20分程度で移動できます。
鹿児島名物について:
鹿児島は食べ物が大変おいしいです。黒豚、黒牛、地鶏が有名です。海が近いので魚もおいしいです。焼酎やお茶も有名ですね。その他おいしい名物がたくさんあります。
お土産の定番は色々あって意見が分かれます。中央駅や空港で探しましょう。
その他の注意:
鹿児島市街地は活火山である桜島が近いです。想像されているよりも多分近いです。ホテルの窓や大学の上階からよく見えます。桜島は鹿児島市内になります。たまに火山灰が降ります。季節によりますが、ここ数年は降灰は酷くないです。運が良ければ迫力ある噴煙が見れます。降灰による健康被害は一応無いことになっていますが、服が汚れて目が痛いです。
「JR鹿児島駅」というのもあります。新幹線は止まりません。JRで鹿児島中央駅の隣の駅ですが、結構離れています。旅行者が利用する機会は少ないでしょう。
観光のメインは桜島でしょうか。市電とフェリーの利用で安く短時間で行けます。フェリーで渡って桜島ビジターセンターを訪れて帰るだけでもそこそこ楽しめますし、サクラジマアイランドビューというバスに乗って島を1周回るのも楽しいです。他には「仙巌園」という島津の庭園や「かごしま水族館」が近くておすすめです。
**2025年7月時点の情報です。料金等は変わっている可能性がありますので、ご注意ください。