SMPS_Lock

SMPS_Exe( Script ) を実行する場合に使用。

SMPS_Lock( int )

ScriptMakerPS v1 以降

構文

SMPS_Lock( 0 or 1 )

引数

0 or 1

1 = プラグインの使用開始を宣言する。

0 = プラグインの使用終了を宣言する。

戻り値

0 or タイムスタンプ

引数(1)の場合、

別のプロセスで既にプラグインの使用開始宣言がされている場合、

その時のタイムスタンプ

プラグインの使用開始宣言がされていない場合、

0

引数(0)の場合、

0

説明

FileMaker Server スケジュールで【ScriptMakerPS】を使用する場合の排他制御の為に使用します。

※FileMaker Pro(クライアント)で【ScriptMakerPS】を利用の場合は、特に「SMPS_Lock( int )」関数を設定する必要は、ありません。

※FileMaker Server スケジュールから実行する場合、「ScriptMakerPS」を使用したスクリプトの実行が、重ならない様に設定すると共に「SMPS_Lock( int )」関数で明示的に排他制御を行なって下さい。

※注意!

「SMPS_Lock( int )」関数は、プラグインの使用開始・終了のフラグを立てているだけで、この関数自体で排他制御をしているわけではありません。

排他制御は、FileMakerのスクリプトで行なって下さい。

例:

#プラグインの使用開始を宣言する。

変数を設定 [$Lock; 値:SMPS_Lock(1)]

既にプラグインの使用開始宣言がされている場合、

その時のタイムスタンプ 例:2016/12/27 17:18:30 が返ります。

プラグインの使用開始宣言がされていない場合、「0」 が返ります。

戻り値が「0」の場合、処理をすすめる。

戻り値が タイムスタンプ 例:2016/12/27 17:18:30 (戻り値が「0」でない)の場合、処理を停止するようにFileMakerスクリプトを設定して下さい。

#プラグインの使用終了を宣言する。

変数を設定 [$Lock; 値:SMPS_Lock(0)]