Q & A

セクシュアルマイノリティに関するQ&Aです。

Q. 同性愛の人は、どのくらいいるのですか?

A. 一般的に、同性愛者は人口の3~5%いるといわれています。学校ならば、1学級に1~2人いるといわれています。同性愛者は、性愛や恋愛の対象が同性であるだけで、外見ではわかりませんので、身近にいても気づかないことが多いです。

Q. 同性愛を異性愛に変えることはできますか?

A. 基本的に同性愛を異性愛に変えることはできません。異性愛者の男性(女性)が女性(男性)を好きなように、同性愛者の男性(女性)は男性(女性)が好きなのです。変えることも変える必要もありません。そのような性的指向は、自分の意思で選んだりできるものではないのです。

Q. 同性愛は病気ですか?

A. 同性愛は病気ではありません。かつて、医学界では同性愛は異常な性欲、性的倒錯といった考え方がされた時代がありましたが、1992年にWHOが「同性愛はいかなる意味においても治療の対象とはならない」と見解を発表し、国内では、厚生省(現:厚生労働省)が1994年に公式基準として採用しています。

Q. 同性愛と性同一性障害はどう違うのですか?

A. 性同一性障害は同性愛と違い、誰を好きになるかという問題ではなく、自分で自分の性別をどう感じているかという、「自分についての感じ方」の問題です。性同一性障害は「身体は男性で、男性として育てられてきたけど、本当は女性として生きたい」や、「自分は女に生まれてきたけど、自分のことを女性とは思わない」などの状態のことをいいます。性同一性障害は、医学上の疾患名で、この診断を受けた上で、ホルモン療法や身体の性別を変える手術を選ぶ人もいます。

Q. 自分の性に関して…、誰にも話すことができません…。

A. SAG徳島では、セクシュアルマイノリティの方々に対して、情報提供やカウンセリングなども行っています、。カウンセリングでは、秘密は厳守され、個人情報も守られます、。専門的な知識を持ったカウンセラーによるカウンセリングや情報提供を受けることができます。詳しくは葛西まで、お問い合わせください。

(かながわレインボーセンターSHIP Presence Letter より一部参考にしました)