設立趣旨

近年、同性愛、両性愛、性同一性障害などセクシュアルマイノリティに対する社会の関心は大きくなり、異性愛が正常で同性愛や両性愛が異常であるという偏見、差別、誤解が少しずつではあるが変化しており、現在、国際精神医学会やWHOでは、同性愛を治療の対象からはずしています。しかし、依然としてセクシュアルマイノリティの方々に対する偏見、差別、誤解が存在しているのも事実です。このようなストレスは彼らのメンタルヘルスにも影響を及ぼしていますが、社会からのサポートは得られにくい現実があります。

SAG徳島では、第一にセクシュアルマイノリティの方々の地域援助の拠点となる場を四国徳島に設け、情報・心理援助を提供します。第二にセクシュアルマイノリティの当事者やその関係者の方々への個人・集団カウンセリングを行います。第三にセクシュアルマイノリティに対する理解を促進するために、社会にむけて様々な情報や知識を発信します。特に学校現場への教育的、心理的支援を行います。

徳島・四国内にとどまらず、全国のセクシュアルマイノリティの当事者やその支援者の方々との連携をしながら活動しています。