活動方針
陵禅会では、創立以来の理念である人格の陶冶と会員の交流を目的として、以下の方針のもと三昧堂を拠点に活動を行っています。
一、坐禅を知る:十三日会や坐禅ゼミにおいて、適切な指導者のもとで坐禅を知る。
二、坐禅を楽しむ:指導者の指導に沿って実際に坐禅を実践し、楽しむ。
三、坐禅で交流する:学生坐禅会や接心において、共に坐禅を楽しむ仲間たちと交流する。
陵禅会のOB・前顧問で現在坐禅ゼミで指導を行って下さっている哲学者の野矢茂樹先生は、以下のように述べられています。
誤解されぬよう述べておかねばならないが、陵禅会は宗教団体ではない。それゆえ、布教活動ないし勧誘活動はいっさい行ってはいない。ただ、老師の指導のもとに坐禅するだけである。実際、宗教色はきわめて少なく、茶道や剣道の精神的な側面のみを純化したもの、と紹介すればその一面は伝えられるかもしれない。他方、そのように精神的な側面のみを強調することもまた、詩的にすぎるだろう。というのも、まず坐禅を始めたわれわれが直面することは、純粋に身体的なこの脚の痛みだからである。だが、多少先輩めかして言わせてもらえば、こうしてまず自らの身体と向き合うということは、頭でっかちになりがちなわれわれの坐禅にとってきわめてよいことであると思われる。この、身体との格闘の内に、心と身体という単純な二分法に頓着しない一種の静謐が訪れる。これはただ味わうしかない。世界はつねに絶えず湧き出でる泉であり、そこに直接口をあて、渇いた喉を潤すこと、手始めに昼休みにでも三昧堂に来て坐ってみることだ。
2026年度新歓ビラ