陵禅会とは・アクセス

食う、寝る、座る。三昧堂で修行してみませんか?静岡の龍澤寺から月に一度、日本一の老師が来る坐禅サークルです。【陵禅会(りょうぜんかい)とは】東京大学駒場キャンパスに拠点を置く東京大学の坐禅サークルです。創立は昭和9年(1934年)、今年で90年目の伝統があります。坐禅という日本の伝統文化に触れてみませんか?始めるのに難しいことはありません。じっくり己と向きあい、初心に帰る場を持つことは、気持ちのいいものです。OBや指導者も交えてのんびり活動しています。◆【活動】毎月13日の定例坐禅会と、毎週火曜日に行われる学生坐禅会を中心に活動しています。 自由参加です。◆【活動場所】東京大学駒場キャンパスの銀杏並木の西の端にある禅堂、三昧堂(ざんまいどう)です。(京王井の頭線 駒場東大前駅より徒歩4分)禅堂は、三昧堂(ざんまいどう)という名で、旧江戸城(現皇居)にあった建物を1940年に移築したものです。

▲西の端にある禅堂、三昧堂(ざんまいどう)が活動場所です。

◆【活動内容】

①十三日会(月例坐禅会)

陵禅会は今年で86年目を迎えます。基本的な活動としては、毎月1回、13日に月例として「十三日会」を主催しています。この会では、学生は勿論のこと、教員やOB・OG等社会人にも広く参加してもらいつつ、皆で坐禅を行います。また、静岡県三島市の龍澤寺より、老師(指導してくださる和尚さん)をお招きしています。

毎月13日、19時より

②学生坐禅会

毎週行われる、学生のみの坐禅会です。初心者のかたも気軽にお越しください。

毎週火曜日、19時より

③坐禅入門講座

前顧問の野矢茂樹教授のもと、新入生を主な対象として坐禅入門講座を行います。先生は20年間、毎年冬学期に坐禅を行うゼミを開かれていましたが、そのノウハウをここで発揮してくださるとのことです。サークルに関係なく、坐禅に少しでも関心のある方は誰でも歓迎します。是非ご参加ください。

4/11(木)・5/9(木) 19時より

④合宿(自由参加)

自由(途中参加・抜け可)な形ではありますが、5月と10月の年に2回、三昧堂で接心(坐禅合宿)も行っています。また、円覚寺など各地のお寺に赴いて、日本文化に触れることも出来ます。

◆上記活動以外にも、各部員の自主的参禅が常時行われています。

部員、という区切りが殆どないサークルなので、気が向いた際に気軽に三昧堂を訪れるだけの部員もいます。

兼サークルでも全く問題ありません。

「グローバル化」が叫ばれる時代でも、まずは日本の文化を知りたいと思う人、時間を忘れて贅沢な時間を過ごしたいと思う人、大学の中に、部室のような落ち着ける場所を持ちたい人、どんな動機でも構いません。

時間に余裕のある学生時代。坐禅という日本の伝統文化を、自分を磨くキッカケにしてみませんか?

 

(↓以下、昨年までの内容) ※今年度は時間等、変更ありますので正確にはお尋ねください。

◆【毎月13日、定例坐禅会の詳細(3月と8月を除く)】

19:00~20:00 坐禅(休憩をはさんで2回)

20:00~20:30  老師による提唱(講話)。茶礼(お茶とお菓子をいただく)。

提唱とは、禅のテキストについて老師のお話を聞くことです。

【十三日会は19:00(初心者はできれば18:30までに集合)~20:30に行います。

当日はいつもより少し楽な服装(足の曲げにくいジーンズは避けるなど)でお越し下さい。

洋服でも、全く問題ありません。

読経、老師の提唱、茶礼もあります。 道具は何も必要ありません。】

◆【接心合宿】

5月と10月の二十六日から三十日の間、集中坐禅会を行います。

5:00~6:00 作務(掃除等)。

6:00~7:00 坐禅。

7:00 朝食。このあと学生は授業に向かいます。

19:00~20:30 十三日会と同じ。

20:30~21:30 独参(老師との面接指導)。

【接心合宿:基本的には13日会+朝の座禅会の組み合わせです。ですので19:00~20:30、6:30~8:00が活動時間帯です。

初日は夜から始まり、最終日の夜はコンパをします。老師と一対一で話をする「独参」という機会も夜にはあります。

大学の講義にも出られますし、「○日と○日」のように部分参加もOKです。

場所はいつもの三昧堂で、布団も備えていますので宿泊も可能、帰宅もOKです。

また、上記の時間以外にも、作務(掃除、作業)を行います。】