AppleScript を使う

Cocoa には NSAppleScript というクラスがあって、アプリケーションで AppleScript を使うことができる。

まず、NSAppleScript.alloc.initWithSourse(script) で AppleScript オブジェクトを作って、executeAndReturnError(error) で実行する。error は NSDictionary オブジェクト。

error = NSDictionary.alloc.init

script = NSAppleScript.alloc.initWithSource(aScript)

script.executeAndReturnError(error)

error は必要なのかどうかわからないので、 nil として、これを全部まとめて、

NSAppleScript.alloc.initWithSource(aScript).executeAndReturnError(nil)

なんてしても、同じように動くはず。

たとえば、辞書.app を起動させるには、次のようなメソッドを書いて、ボタンやメニューアイテムに割り当てて実行する。

def runAppleScript(sender)

aScript = <<-EOM

tell application "Dictionary"

activate

end tell

EOM

script = NSAppleScript.alloc.initWithSource(aScript)

script.executeAndReturnError(nil)

end

ib_action :runAppleScript

スクリプトが長かったりする場合は、awakeFromNib でインスタンス変数として定義してから、実行する場合は、そのスクリプトを実行するようにした方がいいかも（毎回スクリプトの String オブジェクトを作らなくていいように）。