なんとなく、自分用の RubyCocoa に関するメモが書いておける場所が欲しくて作りました。blog でやろうと思ったんだけど、新しいのが上にくるという形式では後で情報が探しにくいので、これならどうか、ということで Google Sites です。
RubyCocoa は、Ruby で書いたスクリプトに簡単に Mac 標準の GUI が付けられるとても便利なものです。うまくいかなければ、後からでも簡単に手直しできるし。
自分の参照用にメモをしてきたんですが、結構たまってきたし、インターネット上でいろいろ情報を得られたので、せっかくだから還元しようと思って公開しました。こんな使えない情報でも役に立って、Mac 用のいいフリーウェアが増えるといいなぁ、という願いもあります。
いくつか小さなプログラムを書いていて、そのときに見つけたことや、使ったものをメモしています。はじめの頃に書いたものは、後からみるとなんでこんな面倒くさいやり方を、なんてのもありますが、面倒くさいのでまた使うときに気がついたら直す、という感じでやってます。そのときに、言葉遣いも手を入れたりしていますが、元々自分が読むように書いていたので適当です。まあ、自分用とはいっても、どう書いていいかわからなかったので、誰かに向けて、ってな感じで書いてはありますが。
対象としては、Ruby は触ったことあるけど、Cocoa は初めてという人向けですね。Ruby も Cocoa もどちらもプロとしてプログラム書いてる人には、あまりにも基本的すぎて使えないかもしれません(やっていることが稚拙というか)。まあ、自分はスクリプトに触れないときは数ヶ月全然ということがあるので、それだけ期間が開いても見たら思い出すように、という程度の目的なので。
Leopard で RubyCocoa を使ってプログラムを書くのに Xcode を使っているんですが、興味のある方はRubyCocoa 入門というサイトに詳しい説明があるので、そちらを参照してください。基本、というところにもアプリケーションの作り始め方を簡単には書いてあります。
あと、これから RubyCocoa を始めるという人は MacRuby も見ておいた方がいいと思う。いずれはここの内容も MacRuby 用に書き加えるか書き換えることになると思う(そんな気力があれば)。一応別のサイトを用意してはあるけど。自分も試してはみたんですが、テキストも NSString とか Object-C のオブジェクトにいちいち置き換えているらしく、信じられないくらい正規表現を使ったテキスト処理が遅いのと、正規表現が ASCII 文字以外だと使えないということで、とりあえず触ってみた程度でその後手をつけてません。まあ、他にも、思うように動いてくれないところもあって。RubyCocoa サンプルにあるサンプルアプリケーションを移植しようと試みたんですが、自分が書いてるプログラムはテキスト処理で、その用途には処理速度が信じられないくらい遅くて MacRuby に移植する意味が全然ないので、途中で止まってます。
追記:いくつかのアプリケーションは MacRuby に移植したのですが、それをまとめる間もないまま MacRuby が終わってしまって、有料の RubyMotion になりました。現在は、RubyMotion への移植作業および機能追加をしているので、新たに学んだことは、RubyMotion メモというサイトを作って、そちらに書いてます。興味のある方は見てみてください。今のところ、このサイトを作っていた頃はまだまだだった AVFoundation 関連について書いてあるのが多いです。
こんなサイトですが、役に立った、とかあったらコメントなどもらえるとうれしいです。Contact Me! にあるメールアドレスか、Google Groups のディスカッションボードを作ったので、そちらへ何か書いてください。