学内からの進学希望者へ
研究室の見学や個別相談(対面・オンライン問わず)を随時受け付けています。少しでも興味を持った方は、いつでもお気軽に川脇までご連絡ください。
今年度は、以下の日程で研究室紹介を予定しています。
対面:2026年9月3日 13時~、9月4日 13時~、9月7日 13時~、9月9日 13時~、9月10日 13時~、9月16日 14時~、9月18日 13時~
参加希望者はまずは川脇まで連絡してください 。上記日程で参加が難しい場合は、その他の日程も設定します。
学外からの進学希望者へ
学外からの学部外研生・大学院修士課程入学・大学院博士課程入学を歓迎しています。
出身大学・学部・分野は問いませんので、受験を希望される方は、まず、川脇まで連絡してください。
博士前期・後期課程は、「横浜市立大学 大学院生命ナノシステム科学研究科 物質システム科学専攻」に所属します。
参考:募集要項
博士研究員・学振PD・特任教員等の研究者
随時、お気軽に川脇までご相談ください。研究者としての飛躍に向けて、将来のキャリア形成を含めて最大限サポートします。
川脇の連絡先
E-mail: kawawaki(at)yokohama-cu.ac.jp (at)は@に置き換えてください
身の回りにあるあらゆる物質は「原子」からできています。しかし、教科書に載っている結晶構造や合金のルールは、あくまで自然界が定めたバルク(大きな物質)の常識に過ぎません。
もし、原子を1個レベルで精密にコントロールし、ナノサイズの小さなユニット(単原子・クラスター・ナノ粒子)を思い通りに組み上げられたらどうなるでしょうか?
さらに、その極小のユニットを手作業のようにマクロスケール(目に見えるサイズ)まで精密に並べ直すことができたら?
「同じ元素なのに配列を変えたらどう性質が変わる?」「本来は混ざり合わない原子同士をナノサイズで並べたらどんな未知の機能が生まれる?」
私たちが挑んでいるのは、いわば「原子レベルからのものづくり」です。教科書を超えた新物質を自らの手で創り出し、未知の機能性を解き放つワクワク感が、この研究最大の醍醐味です。
目に見えないナノとマクロの世界を繋ぐため、当研究室では以下のような実験・研究を行っています。
精密化学合成(創る) ビーカーやフラスコを用いた溶液化学合成を基軸に、原子を1個ずつ制御するボトムアップ技術や、工業化を見据えた最先端のフロー合成装置を開発しています。
構造解析(見る) 「狙い通りの原子配列になっているか?」を確かめるため、最先端の原子分解能・電子顕微鏡やX線構造解析装置を駆使し、原子レベルで構造や電子状態を視覚的に解き明かします。
機能評価(調べる) 創り出した新材料がどのような物理的・化学的性質を示すのか、その物性の発現メカニズム(なぜその機能が出るのか)を徹底的に調査します。
私たちが創り出す精密ナノ材料は、特に「環境・エネルギー問題」を解決する触媒材料として大きな期待を集めています。
クリーンエネルギーの創出 水を少ないエネルギーで分解して水素を取り出す、次世代エネルギー変換触媒の開発
地球環境の保全 有害ガスや汚染水を効率よく分解・無害化し、持続可能な社会を実現するための高度環境触媒
産業・企業との共創 独自の合成技術や新規材料を武器に、民間企業との共同研究を通じて、既存の工業触媒の大幅な性能向上や代替新材料の開発にも貢献します。
指導の方針
私たちの研究室が目指すのは、「世界で唯一の研究」への挑戦と、それを通じた「人間としての成長」です。
研究を形にするには、アイデアを練る創造力、緻密な計画力、泥臭くやり抜く実行力、そして成果を世に問うプレゼン力が必要です。これらは社会に出てからこそ真価を発揮する力ですが、一朝一夕で身につくものではありません。基礎を築くのに3年、独自の価値を生み出せるようになるにはさらに3年。それだけの時間をかける価値が、ここにはあります。
研究室では、学部や修士課程からの国内外での学会発表や留学、学術論文の発表等も奨励しています。ひとつひとつのゴールの積み重ねが皆さんの成長の実感に繋がるはずです(今まで多くの指導学生が発表賞や奨学金の免除等を受けています)。
さらに、そうして地力をつけた学生さんには、大学院(修士・博士課程)への進学を強く勧めています。
特に博士課程を目指す志のある学生には、修士課程から経済的な懸念なく研究に没頭できるよう、全力でサポートする体制を整えています(下記参照)。
今、能力があるかどうかは問いません。それよりも「これからどうなりたいか」という姿勢を重視します。一人ひとりの個性に合わせた的確な指導を通じて、みなさんの可能性を最大限に引き出したいと思っています。
「独創的」で「わくわく」する研究を、一緒に楽しくやりましょう。
経済的支援について
当研究室の大学院生は、以下をはじめとする複数のフェローシップ・経済支援制度を活用できます。金銭的な不安なく研究に専念できる環境を提供します。
特に、川脇はJST創発的研究支援事業に採択されており、大学院生(修士・博士課程)はRAとしての給与を受けることが可能です。
・JST創発的研究支援事業RA
大学院生(修士・博士課程):240万円/年(上限)
・データ思考イノベーティブ人材育成プログラム(SPRING)事業
大学院生(博士課程):220万円/年
大学院生(博士課程):272万円/年
・日本学生支援機構(JASSO)第一種奨学金(貸与型)の返還免除制度
大学院生(修士・博士課程):特に優れた業績による返還免除(全額または半額)