class2017

カリフォルニア大学サンディエゴ校 Rady School of Management Class 2017

Full‐Time 11名

    Y.A

    社費(鉄道/事業開発)

    京都大学 総合人間学部 卒

   鉄道会社で現場2年・法務2年・事業開発企画部門(中期経営計画ローリングなど)2年を経験した後、社費派遣で入学しました。

1 Why MBA?

きっかけは法務時代に海外企業との契約書作成に携わったことです。当社はまだまだこれから海外事業に乗り出そうとしているところで、単純に海外企業とビジネスができる人材が不足していると感じました。なら自分がなればいいじゃないか、と思い、社内選考に応募したのが始まりです。

2 Why Rady?

上記のようなきっかけでMBAを目指し始めたので、当初はStrategyやFinance、Corporate governanceにフォーカスしていました。しかし、事業開発部門に異動となり、中期経営計画に携わるようになると、当社の未来がそれほど明るくないことに気付きます。つまり既存事業の成長に限界が見えてきたのです。もちろん新規事業を積極的に展開していますが、順風満帆というわけではありません。なら自分がノウハウを身に付けて事業を創り出せばいいじゃないか、と思い、それからはEntrepreneurshipにフォーカスしていくことになります。

Radyに決めた大きな決め手は、Interviewの際に聞いた"Intrepreneurship"という言葉です。これはいわゆる「社内起業」で、RadyがEntrepreneurshipにフォーカスしていることは知っていましたが、Radyは今後これに力を入れていきたいと思っているという話を聞き、正に自分がやりたいことだと共感し、入学を決意しました。

小さなクラスサイズや学校の若さも要因の一つです。できて10年ちょっとのビジネススクールにやってくるような人たちだから、きっと面白いクラスメイトが来るに違いない!と勝手に想像していました。まだ学校が始まったばかりなので、クラスメイトの全容はこれからわかるかなと思いますが、少なくとも日本人は個性的な人が多いですね。

妻も帯同する予定でしたので、気候や治安も大きな要因でした。まだ住んで3か月くらいですが、住んでいて困るようなことはほとんどありません。この土地の良さはビジットすればわかります。私もInterviewの際に訪れて、またここを訪れたい!と思ったものです。ぜひ一度おいで下さい!

      

 S.O

    公費(国家公務員)

    京都大学 法学部 卒

経済系官庁で7年間、エネルギー、バイオ・ヘルスケアなどの政策分野に携わった後、以下のような点に関心があり、Radyに留学しました。ちなみに、低TOEFL、低GMAT、低GPAという三重苦でした・・・

1.Entrepreneurship/Startup

RadyではLab to Marketという授業をはじめ、EntrepreneurshipやInnovationにフォーカスした授業が多く、大学内や周辺ではVC等が主催するstartupのピッチイベントなども多くあります。

この分野に元々関心があったことと、仕事でも関わる中で、startupがどんどん生まれてくる米国の環境・仕組みに非常に関心があります。Radyは校風として、与えられる機会を待つのではなく、自ら機会を作り出すことを良しとする文化があると聞いたので、これから私も積極的に多くの機会を見つけていきたいと思います。(自らのEntrepreneurshipを育てる良いトレーニングになると思っています)

2.周辺の産業集積

せっかくアメリカに留学するなら、アメリカにある企業と関わる機会を多くしたい、という思いがあります。

NYやボストン、SF、LAの周辺にも様々な分野の産業が集積しており良いと思いますが、サンディエゴにはクアルコムをはじめとしたtech系企業や、イルミナなどのライフサイエンス分野の企業が集積しており、私はこのような産業分野に関心があるので魅力に感じました。

3.南カリフォルニア

カリフォルニア(特に温暖な南カリフォルニア)で生活してみたい、という漠然とした思いがありました。こちらに来てから、まだ1か月ほどですが、空は青く、夕陽は美しく、緑は多く、人は優しく、想像どおり非常に素晴らしい環境です。

 

 M.K

    公費

    東京大学 経済学部 卒

経済官庁でエネルギー、官民ファンド、地域経済政策などに携わっていました。

イノベーションってどのように生まれるのだろうか?という問いに答えてくれそうな場所と感じたことがRadyに来た理由です。サンディエゴは地方の中規模の都市でありながら、大企業も集積し、スタートアップも盛んで独特の産業集積を生み出している、なかなか日本にはないような場所だなと感じました。Radyも、そうした中で、イノベーションに力を入れて、新しいことにどんどんチャレンジしていく勢いがある学校だと思います。家族(小さな子供)もいるので安全で気候もよく住みやすいというのも魅力でした。

   

 K.S

    公費(国家公務員)

    東京大学 経済学部 卒

1.Why MBA?

社会人6年目の留学でMBA留学を志した理由は、大きく分けて2つあります。

1つにはハードスキルについて。経済政策に関わる官庁で働いているにも関わらず、ビジネスの実態を十分に知らないのではないかと危機感を持ったことがきっかけでした。経済政策は、特に企業のインセンティブを変えることによって日本経済に影響を及ぼすのであり、MBAで理論的にも実践的にも理解を深めたいと考えました。

もう1つはソフトスキルについて。ワークライフバランスが必ずしも良いとは言えない職場において、マネジメントやリーダーの在り方について疑問を持ったことがきっかけでした。上司や部下、企業など外の組織の人を含め多くの関係者ととどのように接して、より大きな成果を上げていくことが出来るか、考えるヒントやきっかけが多いところに身を置きたいと考えました。

2.Why Rady?

上記のような理由でMBAを志した私は、元々Rady以外の学校を中心に受けていたのですが、結果的にofferをいただいた学校の中から、以下の通りに考え、Radyを選びました。

・自分のprofessional backgroundから遠いEntrepreneurshipがコアにあるRadyで学ぶことは、非常に刺激的で、世界観を広げる上で良いのではないか。

・帰国後に中心となる日本でのネットワークを広げるためには、(MBAに限らず)日本人が比較的多いところに行くのは良いのではないか。

3.サンディエゴに住んでみて良かったと思うところ

ふとした時に雲一つないサンディエゴの空を見上げると、なんとも言えない爽快感を感じます。また頑張ろう、と思える原動力になっている気がします。

 T.T

    私費(証券会社)

    名古屋大学 医学部 卒

銀行で2年、投資銀行で4年働いて、会社辞めてRadyに来ました。冬が苦手なのであったかい場所がよくて、Radyを選びましたが、教室はエアコンが効きすぎて寒いです。スタートアップに興味がある人にとっては、とてもいい学校だと思います。いいアイデアがあれば結構サポートしてくれるみたいなので。私はまだ何も思いついていないですが。

   

 T.N

    社費(鉄道/技術系)

    東京大学 工学系研究科 卒

鉄道会社で技術者として主に線路設備のメンテナンスを担当していました。日本の鉄道システムを海外に展開することが入社当初からの目標でしたが、会社では絶対に得られない何かを求めてMBAに来ました。

1.技術をビジネスとして売り出す

これまで鉄道技術の海外展開は、途上国への技術協力が主体でした。しかし、数十兆円と言われる海外鉄道マーケットへ進出する上で、技術に付加価値をつけ、ビジネスとして戦略的に展開していかなければならないと感じていました。数多あるビジネススクールの中でも、Lab to Marketなどに見られる技術主体のアントレプレナーシップが学べるRadyは大きな魅力があると感じました。

2.スモールスクール

    技術畑で育ち、人見知りで、口数も少ない自分がビジネススクールでやっていけるのか、と考えた時に、やはりクラスメイト全員の顔や性格がわかるような環境だと、安心して勉強に集中できるだろうと考えました。実際にFull Timeの学生は70名弱と規模の小さい学校ですが、個性的なメンバーの中にもRadyの協力的な雰囲気が感じられます。

3.America's Finest City

1週間みっちり勉強を頑張った週末、海に出かけてサーフボードの上で浮いているだけでストレスが流れていきます。サンディエゴ近郊にはビール醸造所、ワイナリーが多数あり、酒好きにはたまりません。また、私は妻と一緒に来ていますが、治安の面も心配ありませんし、日本の食材や日用品もだいたい手に入ります。勉強面も含めて、限られた人生を楽しむにはうってつけの場所ではないでしょうか。

 Y.N

    社費(証券会社)

    一橋大学 商学部 経営学科 卒

証券会社の株式調査部門にて、エレクトロニクス産業の調査を6年間従事後に、渡米。

(1) Why MBA??

    各国の方々と共に業務を行う中で、更に活躍したい、ソフトスキルを磨きたい、と思ったことがきっかけです。また、アカデミックの世界から実務を見直したらどうなるか、など、いま一度、幅広い視点(≒武器)を得たかったことも挙げられます。

(2) Why Rady??

    ここ数年のテック業界の原動力になっている「西海岸」をベースに受験校を絞りました。一番のきっかけは、「人」。フレンドリーな気質もそうですが、既成概念にとらわれず、勉学も仕事も遊びもバランス良く打ち込む姿に、共感致しました。

 T.H

    社費(銀行)

    早稲田大学 商学部 卒

   銀行のマーケット部門で決済事務・ディーリング(金利デリバティブ)・経済調査・企画業務に従事。

1 Why MBA?

日々、目の前の仕事に忙しく取り組まれている方が多いかと思います。しかし、長い長い社会人生活の中で、一歩というか2年くらい立ち止まって、ビジネスで必要とされる基礎知識・スキルを身につける時間があっても良いのでは。MBAでは職場では得られない経験が得られること間違いないと思います。

2 Why Rady?

一言、ロケーション。勉強:サンディエゴという場所柄、スタートアップとの接点が多いです。ビジネスがどんどん生まれている街なので、学外でも学べることが多いです。生活:気候が最高です。時間がゆっくりと流れます。サーフィン、ゴルフなどなど何でもござれ。

2年という限られた時間を最大限生かせるのはRadyに間違いナシ!

 Jun Hiramatsu

    公費(国家公務員)

    東京大学 経済学部 卒

MBAの経験はtransformativeと言われますが、自分を変えることができると最も感じられた学校であったことがRadyを選んだ理由です。スモールスクール、ダイバーシティ、イノベーティブ、新しい学校、アントレ、ロケーションなどなど、Radyの特色はありますが、これらが相まって、直感的に「刺激的な2年間を過ごせる」と思えたのがRadyでした。Don't think, feel !!!

 T.M

    社費(メーカー)

    フランス航空宇宙学校(SUPAERO)修士

自動車部品メーカーでの7年間の研究開発経験を経て、Radyに入学しました。私はRadyのミッションステートメント”Rady School of Management develops ethical and entrepreneurial leaders who make a positive impact in the world through innovation, collaboration, and knowledge.”に共感し、進学を決めました。会社生活で忘れかけていた、ワクワクする気持ちを感じながらMBA生活を送っています!

  SY

   社費(化学メーカー)

   工学研究科 修士(化学工学)

化学工学修士を取得後、化学メーカーで5年間エンジニアに従事し、上層部を説得して会社初の社費派遣で入学しました。

1 Why MBA?

日本の化学産業を牽引する良き経営者になりたいとの思いがずっとあり、そのためにこれまで技術者としてのキャリアに加えて、経営の力を身につけたいと思いました。ただし、会社の従来の枠組みの中でのキャリアパスでは達成レベルに限界を感じました。そこでMBAを通じて経営の素養を身につけその後の実践経験に活かすことで、早期に自分が目指すレベルに到達できると考えました。

2 Why Rady?

特にバイオやクリーンテックにおいて、RadyやSan Diegoは新技術のビジネス化にとても力を入れていて、経営を学びつつその現場に携わることによって日本の化学産業においての新規ビジネス創出に活かせると思いました。またRadyの学生や教授陣に新設校なりの勢いを感じ、BusinessweekのMBAのIntellectual Capitalにおいて全米1位になるなど教育の質も高く、日本ではあまり知名度は高くありませんが、今後名門校に成長していく穴場だと思いました。またサンディエゴの住みやすさは言うまでもありません。