個人で音楽指導、演奏活動、楽曲制作、編曲及び様々な音楽活動で得た収益の一部で
学習材料、辞書、文房具、リコーダー、ハーモニカ等の楽器を購入、及び
御自宅で使っていないそれらを収集し、発展途上国の子供たちの為に送付しています。
私一人の一歩では、ほんの一部の子供達にしかそれらをプレゼント出来ませんが、
それでも続けて行こうと心に決めて、毎年2005年から行ってきました。
これまで、セネガル・モロッコの2校へ提供してきました。
一番最初は軽い気持ちでインターネットで文房具などを
募集していたセネガルの学校へ贈りました。
自宅で使っていなかった文房具、そしてリコーダー2本。
6ヵ月以上経った頃、セネガルの子供達、そして先生からお礼の手紙と
お礼のネックレスが届きました。
忘れていた頃に届いたそのネックレスと、言葉の意味が分からない手紙を手にして
辞書と並べて意味を知り、本当に嬉しかったとのメッセージを見て、
そして日本ではありきたりな100円位の文房具のそれらが、皆にとっては高級で
ずっと大切に勉強をすると、そして皆の将来の夢が書いてありました。
とても胸が熱くなり、そして現在音楽指導者、演奏家として人々の前に出て
活動出来ている自分の、当たり前だと思っていた人生が、どんなに有難くて
そしてどんなに奇跡な事を過ごせて来たのかと、自分を恥じました。
そこで2006年「Quality of the day」としてセネガル・モロッコへ贈りました。
一年間、暇さえあれば100円ショップで買い溜めしたり、
使わなくなった楽器を学校や知人から頂き、ダンボール一箱分位になりました。
一歩づつですが、続ける事を目標に頑張って行こうと思います。
(こちらはお礼のメールと共に送られてきたモロッコの写真)
普段の私は、得にマイペースに心のままに生きていて
決して真面目だったり、尊敬される様な人間ではありません。
音楽が好きで、お酒が好きで、友達が好きで、絵が好きで、
B型典型的な性格で、自由気ままに生きています。
続ける、という事があまり得意ではありません。
実際にこの個人的な活動はただの偽善かもしれません。
この活動の意味、真意を問うならば、限定された極一部の活動で
満足してしまうならば、それは確かに偽善だと思います。
活動を通して、本当に必要な本当に求めている処まで
届かなくては、結局は意味が無いのかもしれません。
考えれば考える程、なぜしているのか、この意味は、
まだ手探りで自分でも答えを見いだせていません。
しかし、たった一本のペンやノートだけでも、
なんとしてもずっと、続けると、自分への目標として
心に決めたので、その答えを求めながら、続ける事を
目標に、頑張っていきたいと思います。