6年目を迎えた今シーズン、 PPP45 °は「朗読劇」という新たなチャレンジに挑みます。
「月光の夏」の物語は、佐賀県鳥栖市の小学校で廃棄されそうになっていた、ある1台の古いピアノから始まります。
太平洋戦争末期の夏、生きたくても生きることを許されなかった若者たちが奏でた最期の旋律や、その周囲の人々をめぐる物語を通して、ただ「命の重さ」について問いかけます。
足利市民プラザ演劇祭2017
PPP45°第6回公演
朗読劇「月光の夏」
作:毛利恒之 演出:前山圭右
2017年 8月11日(金・祝)19:00開演
8月12日(土)14:00開演
(各回とも開場は開演の30分前)
会場:足利市民プラザ小ホール
全席自由 前売:一般1000円(当日200円増し)
小・中高生入場無料(未就学児の入場はお断りしております。
託児サービス(1歳以上無料)を実施しておりますので、
1週間前までに足利市民プラザまたはPPP45 °までお申し込みください。
なぜ「今」なのか?
戦後72年が経った今、日本の人々から戦争の記憶が薄れてきているように感じる。
戦中のことを伝えてきてくれた曽祖父母、祖父母が亡くなり、
それを引き継いでいく人々も減ってきている。
これは、私たちの未来にも起こりうること…?
私たちはもちろん、直接戦争に関わっていない世代。
ただ、今、近隣諸国からの脅威に「戦争」を感じずにはいられない。
今回、私たちは戦後を生きてきた人々に焦点をあてた。
生きていたかったのに、生きられなかった人
生きていることをただただ、後悔し続けた人
どんな形でも生きていてほしいと願った人…。
私たちはこの想いを代弁できるとは思っていません。
ただ、伝えることで何か変わることもあるのではないか、と思っています。
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キャスト
吉岡公子:吉田晶子
風間森介:澤口威一郎
風間久代:山田恵愛
海野光彦:上久保匡人
石倉金吾/矢ヶ島謹司/教頭:直井康
結城忠男/北条圭一郎:出野孝道
山田リエ:長竹詩織
新聞記者:中山桃子
三池安文:出野佳代子
ピアノ演奏:平賀亮子
スタッフ
作:毛利恒之
演出:前山圭右
演出助手:村松永弓
舞台監督:大朏美佳
照明:達川和哉 / 曽根一輝
音響:岩澤茂夫
美術部:出野孝道 / 上久保匡人 / 澤口威一郎 / 長竹詩織 / 大朏美佳
衣装:出野佳代子 / 直井康
会計:吉田晶子
受付統括:島田智子
制作:山田恵愛 / 中山桃子