2017年度 A2 産業組織II

講義概要
- 開講日時：毎週月曜2限・木曜2限（10:25-12:10）
  - 11/23（木）と11/27（月）は駒場祭のため授業なし．
  - 12/27（水）は木曜のため，授業あり．
- シラバス
講義日程と講義マテリアル
- #01 (11/20) Part I - 導入: イントロダクションと数学的準備 [スライド]
  - 扱ったトピックと参考文献
    - 産業組織論とは：参考文献は特になし
    - ゲーム理論の復習：参考文献は特になし
- #02-#03 (11/30 and 12/04) Part II - 価格差別 [スライド]
  - 扱ったトピックと参考文献
    - 第一種価格差別：参考文献は特になし
    - 第三種価格差別：参考文献は特になし
    - バンドリング：参考文献は特になし
    - 第二種価格差別：Oi (1971, QJE)
    - 実証分析の紹介：Leslie (2004, RAND), McManus (2007, RAND), Schiller (2014, Working Paper)これはPDFへの直リンクなので注意!!
    - 授業でカバーできなかったトピック
      - バンドリング Fan and Norman (2006, RAND)
      - 寡占でのバンドリング Zhou (2017, Econometrica)
      - 混合バンドリング Adams and Yellen (1976, QJE), McAfee, McMillan, and Whinston (1989, QJE), Chen and Riordan (2013, IER)
- #04-#5 (12/07 and 12/11) Part III - 独占 [スライド]
  - 扱ったトピックと参考文献
    - 耐久財独占 Coase (1972)
    - 支配的企業と競争的周辺企業
    - 独占企業の品質選択 Spence (1975, RAND)
- #06 12/14 小テスト
- #07-#08 (12/18 and 21) Part IV - 寡占 [スライド]
  - 扱ったトピックと参考文献
    - ベルトラン競争
      - 基本モデル
      - 生産能力制約のあるモデル
    - クールノー競争
    - 寡占モデルの応用
      - ベルトランとクールノーの関係 Kreps and Scheinkman (1983, RAND)
      - クールノーの極限定理
      - 過剰参入定理 Mankiw and Whinston (1986, RAND) Suzumura and Kiyono (1987, RES)
    - 動学的寡占理論
    - 実証分析の紹介 [スライド]
      - 過剰参入の例 Onishi, Wakamori, Hashimoto and Bessho (2016, WP)
      - 動学的寡占理論の例 Porter (1983, RAND) Igami and Sugaya (2017, WP)
- #09-#11 (12/25, 12/27 and 1/11) Part V - 製品差別化 [スライド] [補足スライド（構造推定）]
  - トピックと参考文献
    - ホテリング・モデル Hotelling (1929, Economic Journal)
    - 垂直的製品差別化
    - 独占的競争 Dixit and Stigliz (1977, AER)
    - 構造推定とは
    - 実証分析の紹介 [スライド]
      - 立地を内生的化した例 Sweeting (2009, RAND)
    - 授業でカバーできなかったトピック
      - 垂直的製品差別化の実証分析 Crawford and Shum (2007, JLE) Crawford, Shcherbakov and Shum (2017, WP)
- #12-#13 (01/15 and 01/18) Part VI - 参入と参入阻止，退出 [スライド]
  - トピックと参考文献
    - 戦略的コミットメントとシュタッケルベルグ競争
    - 伝統的参入阻止価格理論
    - 戦略的参入阻止 Dixit (1980, Economic Journal)
    - 2段階競争 Fudenberg and Tirole (1984, AER)
    - 2段階競争の応用
    - 実証分析の紹介 [スライド]
      - 退出ゲーム Takahashi (2015, AER)
      - 退出と政策介入の事例 Okazaki, Onishi and Wakamori (2017, WP)
- #14 01/22 まとめ（予備日）

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