産総研つくばセンターまでのアクセス
産総研つくばセンター中央事業所までのアクセスについて記します。公式ページにも案内がありますが、ここではメリット、デメリット、注意点なども含め私見を交えて書きたいと思います。※ 2024年2月時点での情報です。
つくばセンター中央事業所までのアクセス方法には、大きく分けて以下の4つがあります。
つくばエクスプレス (TX) でつくば駅まで行く
詳細は下記参照。東京駅から高速バスを利用する
詳細は下記参照。自動車を利用する
常磐道「桜土浦IC」を降りて7分程度です。JR常磐線で荒川沖駅まで行く (東京から荒川沖駅までは60分程度、荒川沖駅から産総研まではバスで12分程度)
※このルートは試したことがないので以下では説明していません。公式ページをご参照ください。
つくばエクスプレス (TX) でつくば駅まで行く
秋葉原からつくば駅までは快速で45分、区間快速で54分です。運賃は1205円です。土日だとチケットショップで1000円以下でチケットが買えます。
秋葉原は始発駅なので座れる可能性が高いです。東京都心に比べればそこまでではないですが、朝の上り電車と夜の下り電車はそれなりに混みます。
秋葉原のTXのホームは地下深くにあり、JRからの乗り換えは少々時間がかかります。その点では、北千住からの乗り換えもお勧めです。北千住はJRからの乗り換えが比較的スムーズです。北千住からは快速で34分で、運賃は1,048円です。
※北千住駅を出て3分ほど歩いたところに「孤独のグルメ」の舞台となったタイ料理店もあり、昼食を済ませてからくる場合はそこに寄るのもよいと思います。
つくば駅から産総研つくばセンターまで
標準的な方法に、バス(AIST連絡便(無料, 時刻表)、路線バス(片道 280円, 時刻表: 行き/帰り))があります。バス乗り場はつくば駅A3出口を出てすぐです。公式サイトも参照してください。所要時間は10分程度です。
バスを利用する
路線バスの行先は「荒川沖駅」または「学園南循環」、「学園並木止」です。いずれも「並木二丁目」で降車してください。降車すると産総研の正門が道を挟んで向かい側に見えます。※その前にも「産総研」というアナウンスが聞こえて慌てて降りてしまう方もいますが、別の事業所ですのでご注意ください。しかし、そこで降りたとしても道なりにまっすぐ歩けば数分で着きます。
路線バスはSuica、manacaなどの全国共通の交通系ICを利用することができます。現金の場合は乗車時に整理券をとり、降車時に支払います。
レンタサイクルを利用する
天気が良くて時間に余裕があれば、レンタサイクルを利用することもお勧めです。
バス乗り場に隣接したBiViという建物の1階でママチャリを1日500円で借りることができます (詳しくはこちら)。
ただし、1日だけの利用の場合は、当日午後5時までに返却する必要があります。
つくば駅からは自転車だと公園通りを利用して、信号につかまることもなく快適に産総研まで走ることができます。20分程度です。洞峰公園で左に曲がれば産総研です。北門に入るまでは、産総研を右手に見ながら少し走る必要があります。正門に入るにはさらにまっすぐ進んで、交差点を右に曲がりしばらく走る必要があります。
※洞峰公園はつくばを代表する美しい公園なので、少しそこに寄るのも良いと思います。周辺には良い食事処や喫茶店もあります。予約すればクロスバイクやロードバイクなどもそれぞれ2000円、2500円で借りることができるようです (こちら)。
東京駅から高速バスを利用する
東京駅八重洲南口の高速バス乗り場の2番から筑波大学行きの高速バスが出ています。時刻表
出発するとすぐに高速に入り、つくば市内に入るまでノンストップで行きます。産総研正門前の「並木二丁目」まで乗り換えなしで行けるので、快適です。
運賃は前払い制で、チケット購入などの必要はありません。単にバス停で並べばよいです。ICを使うと下り1200円、上り950円です。現金の場合は上下とも1260円です。
下り (東京駅→並木二丁目) はスムーズに行くことが多く、1時間程度で着きます。ただし、渋滞で遅れる場合もあるので、時間に余裕がない場合は注意してください。
満席で乗れない場合もありますが、早めに並べば乗れる可能性は高いです。乗れなかった場合も、30分ほどたてば次のバスが来るので、並んで待ってもよいと思います。急ぐ場合は、秋葉原までJRで行ってTXに乗りましょう。
東京駅の高速バス乗り場 (2024年1月、片平撮影)
高速バスで東京駅に戻る場合
上り (並木二丁目→東京駅) は渋滞にまきこまれることが多く、2時間以上かかることもあります。(上りの方が安いのはそのためでしょうか)。渋滞になると、途中で降りて八潮駅からTXに乗り換えるというオプションを提示されます。「このまま乗っていても案外それほど時間はかからなかったりするのではないか」、という希望にかけたくなるかもしれませんが、渋滞の原因は大抵は首都高なので、その後渋滞が解消されるということはあまりありません。TXだと八潮から秋葉原までは471円で20分、北千住までなら293円で9分です。急ぐ場合は乗り換える決断をしてもよいかもしれません。損切りはなかなか難しいものですが。 (そのためか、八潮で降りる人はあまりいません)
満席で乗れない場合もあります。上りの場合は、待ったところで次に乗れるとは限りません 。 同じバス停で荒川沖駅まで向かうか、道路挟んで向かい側のバス停に行き、普通バスに乗ってつくば駅に向かうのがよいと思います。(20時台の最終バスよりも普通バスの方が遅い時間まであります。)
帰りに産総研の南側に出て焼き鳥店に寄った場合などは、バス停は「並木大橋」の方が近くなります。
※並木大橋は地元のバンドにも歌われた、地元ではやや有名な橋です (歌はこちら)。
産総研つくばセンター中央事業所に入ってから
所定の場所で入構証を受け取っていただく必要があります。担当の職員から指示があると思います。※事前の登録が必要なため、アポなしでの訪問はできません。
時間に余裕があれば、構内にある地質標本館 (9:30~16:30, 月曜は休館) やサイエンス・スクエア (9:30~17:00, 月曜は休館) を見学されることもお勧めです。いずれも無料です。
地質標本館は地質に関する標本をはじめ、美しい岩石が多く展示されており、専門外の人でも十分楽しめます。ブラタモリでも紹介されました。
サイエンス・スクエアは産総研のこれまでの成果が解説とともに展示されています。産総研の概要を学び、最新の研究成果を体験することができます。
サイエンス・スクエアの近くにはファミリーマートがあります。ファミリーマートなのに最新の学術書が並んでいたりするのが産総研ならではだと思います。